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あ行~か行 さ行 た行 な行 は行~わ行 さ行 ・才能か(さいのうか) ヒロトが吊竹地獄で覚醒した時に士道が発したセリフ。 ご都合主義や、不都合な展開が起きた時に片づけられる魔法の言葉。 類義語に「天才か」「大した奴だ」「さすがだ」等がある。 →クロガネの伸びは異常だ ・逆刃刀(さかばとう) 和月伸宏の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』主人公・緋村剣心が所有する日本刀。 その名のとおり、通常の刀とは刃と峰が逆向きに打たれた構造のため、普通に使用すれば常に峰打ちの状態となり殺傷力を持たない…などということはない(実際、剣心は作中にて逆刃刀で危うく人を殺しかけたことがある)。木刀でも思い切り殴れば人は死ぬ。 もちろん逆側の刃を使えば斬ることができる。 ・桜一刀流(さくらいっとうりゅう) 150年前に江戸の大火で失伝した当時最強の剣術で、力の弱い女性のために考えられた流派。 道場と門下生は全て火事で消失した為、現在ではその存在は完全に忘れ去られている。 150年前というと1861年、桜田門外の変の翌年に当たる。 さゆりの回想によると、彼女の子供時代には弱小道場であったらしく、わずか十数年で最強の剣術になったと思われる。 さゆり曰く「かつては かの新陰流や示顕流をして”桜に後手の必殺あり”と言わしめた・・・」 「相手が斬りかかって来るのをかわし その力を利用し切り返す・・・」 「桜一刀流はそれのみに特化した剣術だ」という ちなみに最終巻で失伝した大火の原因が明かされるが、さゆりの弟子がついうっかり蝋燭を倒したためという、自業自得だろという内容だった。 ・桜一刀流“桜花七式”(さくらいっとうりゅう“おうかななしき”) 桜一刀流の最終奥義で、一から七番までの技があると考えられる。 実用性に乏しいヘンテコな構えだったりただのフェイントだったりと奥義と呼ぶにはやや弱い。 現在判明しているのは一の太刀“五月雨”、二の太刀“陽炎”と三の太刀“飛花”、終の太刀の最終奥義 (名称は不明)。 連載中に全て出るかどうかは不明。 そもそもまだ七つ全ては考え終わってないかもしれない。 モッピー曰く『「桜花七式」は必中の状況でしか放たねェ』らしい。 ぶっちゃけ、この技って、片手が使えない相手とか格下相手にしか通用しないんじゃないの? →桜夏七式 ・桜一刀流 桜花七式 一ノ太刀“五月雨”(さくらいっとうりゅう おうかななしき いちのたち“さみだれ”) 桜一刀流の技の一つ。 向かってくる敵の勢いを利用して、相手の喉を一突きにするカウンター系の殺人技。 第一話においてヒロトに憑依したさゆりが、ツバメに絡む不良に対して使用した。 由来は五月雨のように飛び散る敵の血飛沫からか。 しかし作中では、使用者が力の弱いヒロトであった事と、真剣ではなく木刀であったため、技本来の威力は発揮されなかったと思われる。 一度の使用で、ヒロトはこの技を使いこなせるようになった。 その後の設定で正式名称は「桜一刀流 桜花七式 一の太刀“五月雨”」だと判明した。 モッピー曰く「一の太刀“五月雨”は相手の動きを先読みして放つ不可避の突き」らしいが夜鷹にあっさり止められた。 ちなみに“五月雨”は夏を表す季語である。 ・桜一刀流 桜花七式 一ノ太刀 五月雨“眉月”(さくらいっとうりゅう おうかななしき いちのたち さみだれ“まゆつき”) 五月雨のバリエーションの一つ。対夜鷹戦の秘策としてこの技を使った。竹刀がゴムのように曲がり相手の喉に襲いかかる。 さゆり曰く「”五月雨”は置いておく突き 普通の打突とは違い 腕にわずかな”余力”を残す」 「その力で手首をひねり… 喉を追う」 「打突の一瞬に動く対象を追う… これはメガネの目によってしかできない・・・」 つまり五月雨の構えで相手を待って相手が斬りかかってきたらまず五月雨でカウンターをし、相手がそれに対して更にカウンターをしてきたら その動きにあわせて手首を曲げてカウンターをして喉を突くという技で、動体視力に優れたヒロトにしかできないらしい。 ヒロトしか出来ないのに桜一刀流にこの技があるのはどういう事だろうか?女子供でも戦えるの桜一刀流の理念はどこにいったのだろうか? しかも実際の剣道の試合では体勢と残心が不十分で一本どころか有効も取れない。 下手したら失格にもなりかねない。 そもそも相手が胴を狙ってきたら対応できないのでは? 作中では夜鷹と相打ちになっているので実戦で使えるかも疑問であり、不可思議な桜一刀流の中でも謎の多い技である。 ちなみに“眉月”は秋を表す季語で、「桜(春)一刀流 桜花(春)七式 一ノ太刀 五月雨(夏) 眉月(秋)」となる。 ・桜花七式 一の太刀“無月”五月雨(さくらいっとうりゅう おうかななしき いちのたち“むげつ”さみだれ) 五月雨の派生技、46本目のシロガネ戦において使用。 天然無の構えと五月雨の合わせ技。 ・桜一刀流 桜花七式 二の太刀“陽炎”(さくらいっとうりゅう おうかななしき にのたち“かげろう”) 桜一刀流の技の一つ。 五月雨と同じ起点から繰り出される、自分から突くと見せかけて攻撃を誘い、そのまま全く別の返しに繋げるというフェイント技。 32本目「進化の才能」において待ち専門の大木に対して使用した。 一般人が見ると変な構えから、ただの逆抜き胴をしているだけにしか見えないがそういう技らしい。 しかし五月雨はカウンター技なので、その構えから攻撃を仕掛けてきたら、それは100%フェイント技の陽炎である。 五月雨が見切られた時の為の技だが、五月雨の特性を知られていたらまったく意味が無いという諸刃の剣である。 ちなみに“陽炎”は春を表す季語。この技を使うと竹刀と頭から炎が立ち昇るエフェクトが入るが 陽炎とは密度の異なる大気が混ざり合うことで光が屈折して起こる現象であり、火とはまったく関係ない。 ・桜一刀流 桜花七式 三の太刀“飛花”(さくらいっとうりゅう おうかななしき さんのたち“ひばな”) 桜一刀流の技の一つ。 五月雨と同じ起点から繰り出される。 向かってくる相手の勢いを利用して、相手の喉を一突きにするカウンター系の殺人技ではなく、 自分から突くと見せかけて攻撃を誘い、そのまま全く別の返しに繋げるというフェイント技でもなく、 「相手は返し技しか使えないから見せかけ技で外させよう」と思わせといて、突如右手で繰り出す“最速最短の飛び込み面”の技。 一般人が見ると変構えからフェンシングのように突いてるだけにしか見えないがそういう技らしい。 54本目 「十五代目」において桜一刀流の十五代目当主の刀条真が使用した。 ヒロトがまだ使えない技らしいが、むしろ動体視力が必要な“五月雨”“陽炎”よりもずっと簡単じゃないのだろうか? と思ったらやっぱり何の苦労もなくあっさり習得した。なら最初っから教えとけよと。 この技は相手が桜一刀流や五月雨を知っている事が前提条件なので、突きも警戒の範疇に入れてるであろう初対面の相手には当然効かない。 さらに言うならば、この技を一度食らったり知っている相手にももちろん効かない。使える相手が極端に限定される桜一刀流秘技中の秘技である。 ちなみに花が散り秋には葉が色づいて落ちることを“飛花落葉”(ひからくよう)というが、この技がそれと関係あるのかは不明。 ・桜一刀流 桜花七式 四の太刀“凍鶴”(さくらいっとうりゅう おうかななしき よんのたち“いずてる”) 桜一刀流の技の一つ。67本目にて名前だけ登場した。凍鶴とはツルが片足で立ち、みじろぎもせずうずくまる様子の事。 ・桜一刀流 桜花七式 五の太刀“春雷”(さくらいっとうりゅう おうかななしき ごのたち“しゅんらい”) 桜一刀流の技の一つ。67本目にて名前だけ登場した。春雷とは春に起こる雷の事。 ・桜一刀流 桜花七式 六の太刀“神無” (さくらいっとうりゅう おうかななしき ろくのたち“かみな”) 桜一刀流の技の一つ。67本目にて名前だけ登場した。神無という言葉自体は無いが神無月と関係あるかもしれない。 ・桜一刀流 桜花七式 終の太刀“現身” (さくらいっとうりゅう おうかななしき しまいのたち“うつせみ”) 桜一刀流の技の一つ。3本目において登場したが、その時は落丁だったのでその正体は長い間不明だったが、最終話においてついに正体が明かされた。 現身はさゆりが幽霊になってからも手を加え続けた技で、相手の力が入る前に竹刀を払うことから「力は必要ない」代わりに 何十倍の精度のタイミングが要求される、いつか出会う“現代”の弟子のために150年間改良をし続けたという。 仕組みは面切り落とし面に似ているが、面切り落とし面が振り下ろす時に相手の竹刀を払うのに対し、現身は振りかぶる時に竹刀を退けるという。 …つまり摺り上げ面である。 ・桜花七式 新一の太刀 “時雨”(さくらいっとうりゅう おうかななしき しんいちのたち“しゅんらい”) 撃剣の時代のものであった桜一刀流を現代剣道に合わせて進化させた新たな桜花七式の一の太刀。 ・桜花七式 新二の太刀“不知火”(さくらいっとうりゅう おうかななしき しんにのたち“しらぬい”) 撃剣の時代のものであった桜一刀流を現代剣道に合わせて進化させた新たな桜花七式の二の太刀。 相手の太刀を防具で受け止め抜き胴を放つ。防具がなかった時代にはできなかった技。 ・桜一刀流“花足”(さくらいっとうりゅう かそく) 他の漫画でいう瞬歩とか瞬動とか縮地法みたいなもの。 花足と書いて“かそく”と読む。加速と掛けたオヤジギャグなのは言うまでもない。 足捌き一つにわざわざ“桜一刀流”の名前を付けてる事から、この流派独自の秘技だと考えられる。 ・残心(ざんしん) 残心とは日本の武道および芸道において用いられる言葉。 残身や残芯と書くこともある。文字通り解釈すると、心が途切れないという意味。 意識すること、とくに技を終えた後、力を緩めたりくつろいでいながらも注意を払っている状態を示す。 また技と同時に終わって忘れてしまうのではなく、余韻を残すといった日本の美学や禅と関連する概念でもある。 剣道では意識した状態を持続しながら、相手の攻撃や反撃を瞬時に返すことができるよう身構えていることを残心と呼び 残心がなければ技が正確に決まっても有効打突にならない。 ・斬新な残心(ざんしんなざんしん) 33本目「陽炎」の大木戦において行われた。 クロガネが二の太刀「陽炎」を発動し、MP切れになって倒れたかけたその時、さゆりが支えた。 実体化しているのに、どうやらクロガネ以外には見えていないようである。 もし倒れたら残心が取れずに一本が取り消しになる所でのフォローだった。(ちなみに桜夏は既に二勝してたので一本が取れなくても勝てた。) 剣道には幽霊の力を借りてはいけないというルールはない。弟子と師匠の絆が織り成した合体技である。 加えてこの世界の剣道には以前は残心すら存在しなかった。進歩と言えよう。 余談だが、気絶したクロガネはこの後の決勝戦を棄権したが、青春と士道が二勝して優勝。 このシーンのあまりの衝撃に、当時のアンチスレでは 「憑依合体」「ポルターガイスト」「オーバーソウル」「実体化」 等のまるでジャンプ改で連載がスタートした別漫画のスレであるような単語が出現した。 →残心(ざんしん) ・3907票(―ひょう) 63本目、ジャンプ02号において発表されたクロガネキャラクター人気投票の総投票数。 週刊少年ジャンプのキャラ人気投票としてはかなり少ない。しかしこの作品にしてはあまりに多すぎるので 票数を水増ししてるのではないか?という疑惑を指摘する人もいる。 1位メガネ784票 2位さゆり756票 3位シドウ452票、と上位をレギュラーキャラで占めた面白くもない予想通りの結果が続く。 他の作品の票数は以下の通り。 PSYREN 11000票 みえるひと 10000票 ーーーーー1万の壁 ーーーーー 太臓 8000票 スケット 7000票 P2! 6000票 magico 6000票 めだか 5000票 ーーーーー5千の壁ーーーーー うさぎ 4000票 勇者学 3000票 ーーーーーそれ以下ーーーーー エニグマ 未公表 ・地獄耳(じごくみみ) 1.人の秘密などをいちはやく聞き込んでいること。また、そういう人。 2.一度聞いたことをいつまでも覚えていること。また、そういう人。 ツバメの能力の一つ。 第一話で、さゆりがヒロトに憑いた翌々日に「さゆりの噂を聞かなくなった」と話していたのは地獄耳のせいだった。 常に聞き耳を立てていて他が疎かになっているためか、転んだり、柱に直撃したり、不良に突進したりする。 ・部活(しごと) 朝霧の仕事。剣道部。 ・シドウスペシャル(しどうすぺしゃる) クラウドが学食のオバちゃんに作ってもらってる昼食。 1年生にも関わらずかなりの特別待遇である。 残念ながら妹が毎朝お弁当を作ってるなんて事は無かった。 豆腐のステーキ・海藻サラダ・ささみと野菜のあえもの・豆乳の特別メニューだがアオハルから見れば馬のエサである。 ・竹刀(しない) 剣術・剣道の稽古で防具に打突するための日本刀の代替品。耐久性に優れたカーボン製のものもある。値段は2000円~数万円程。 クロガネの世界の竹刀は現実世界のものとはかなり異なる性質を持っているようで、試合中に突如長さが変わったり太くなったりグネグネ曲がったりする。 そのため消耗も早く一回の団体戦で必ず2,3本は折れる。野生の竹刀はいたる所に生えていて木刀と同様にストリートファイトで使えるがやはり耐久力は低い。 竹刀が折れる=敗北を示すと言っても過言ではないので、いかに高級な竹刀を使えるかが勝負の分れ目と言えるのかもしれない。 ちなみに雲鶴高校剣道部では3000gの竹刀を使用しているが、野生の竹刀がよく育つ環境だからだろう。 34本目でクロガネはツバメに借りていた竹刀が(ビーバーが根元をかじった様に)壊れたので、新しい竹刀に取り替えた。 購入したのは胴張先細型の竹刀で偶然スポーツ店で出会った朝霧に選んでもらった。 ツバメ曰く、最近増えた「手元に重心がある」タイプいわゆる「実戦型竹刀」で耐久性は低いが、軽くて小回りがきくから返し技中心のクロガネにはぴったりらしい。 →木刀(ぼくとう) →逆刃刀(さかばとう) →研無刀(けんぶとう) ・竹刀の握り方から教えてください (しないのにぎりかたからおしえてください) 18本目においてクロガネが夜鷹との敗北後に部員の前で土下座しながら言った台詞。 このような言葉は、その道で十数年の経験と実績を持った人間が初心に戻るという意味で言うからこそ栄えるのであり 剣道歴たった3日のド素人じゃそのままの意味にしかならない。調子にのった主人公の性格が垣間見えるセリフである。 →土下座(どげざ) ・弱小校(じゃくしょうこう) 作中でよく使われる煽り文句。 桜夏高校に対して使われる事が多い。 しかしその桜夏高校も相手に対して使う事がある。 ・ジャンケン(じゃんけん) 56本目、合宿初日に宿舎の利用権を賭けて隠居が提案した勝負 ルールは 一太刀勝負で、お互い同時に近付き”一回だけ”技を出す 隠居が一本取るか、引き分けなら負け。即次の奴と交代 隠居から一本取れば勝ち。勝つまでローテーションをしながら勝負を繰り返す というもので、池沢先生的にはヒロトとアオハルに”駆け引き”を学ばせたかったイベントだと思われる。 その折、この駆け引きの説明が グー=飛び込み技。自分から最速で飛び込む チョキ=フェイント。打つふりなどで相手の狙いを外す パー=返し技。相手が打ってくるところを狙う と、じゃんけんに喩えられたのだが お互い同時に近付くルールなのに生徒側だけが近付いている 遠い間合いから飛び込み技しかしていない そもそも剣道は三竦みで成立しているわけではない などと突っ込まれ、めでたく「ジャン剣道・ジャンケン道」などという愛称を付けられる。 しかしここまでならまだ笑い話で済んでいたのだろうが、同話ラストで、一夜漬けで駆け引きを練習したヒロトとアオハルが 隠居に駆け引きで互角に渡り合ったうえ(しかもヒロトは山登りから徹夜明け~再戦まで休憩らしい休憩は取っていない)に、 ヒロトに至っては読み合いに失敗したはずが、相手の動きが見えたので飛び込み打ちの体勢を途中で急制動をかけ、反撃を回避するという 「後出しの権利」を得るというトンデモ展開に発展した。 ・ジャン剣道(じゃんけんどう) 56本目 「じゃんけん」 にて新しく説明された概念。飛び込み技・フェイント・返し技をそれぞれグー・チョキ・パーに例え、 飛び込み技には返し技が当たり、返し技にはフェイントでスカさせ、フェイントには飛び込み技が効くという それぞれの技には相性の良し悪しがあるという考え。そして相手が何を出すか予想し、何の技で対応するかが“読み合い”だという。 王子曰く「読み合いはじゃんけん、6割外れて当然だ」という。読み合いしてそれぐらいの的中率なら適当に攻撃した方が勝てるんじゃないかな? さらにさゆりが言うには「じゃんけんなんてのはせいぜい4割勝てりゃいい方」で“読み合い”も同じだという。 1回のジャンケンで勝つ確率は「1/3」勝敗が決まるまで続ける場合は「1/2」だが、この世界の物理法則かなんかの影響で4割になるのだろう。 これにより剣道が1ターン1アクションのターン制バトルシステムだとい事が明確になった。 今までろくにルール説明がされてこなかった事を考えればこれは快挙であろう。 そして、桜夏だけでなく亞角工業などもこのバトルシステムを採用し始め、もはやただのジャンケン漫画となってしまった。 | →後出しを許された男 ・城礼高校(じょうらいこうこう) 24本目から登場。新人戦の準決勝で殴打ボーイズ三人と実質一巻分にわたる接戦を繰り広げた。 比較的クズ行動が目立たない音無、 意図はともかく作中で最初に剣道に対して「楽しい」と述べた番田、 主人公の立場を喰いかねない経歴を持った大木、 と良心的な面々がそろった高校である。 詳しくは•登場人物紹介の城礼高校を参照。 ・じわじわ絞め殺すみてェに強くなる(じわじわしめころすみてぇにつよくなる) 「じわじわ絞め殺す」「じわじわ強くなる」 この二つを異常な環境の下、異常に化学反応させたもの。 「じわじわ絞め殺されるように、年々圧迫感が増す」や、 「後から確実に追いつくように、じわじわ強くなる」 等の通常の表現ではない、池沢先生の言語感覚が伺える一品。 類義語「そう… 崩れていく角砂糖のように」 ・審判(しんぱん) 今作では他のスポーツ漫画以上に空気である。 常識的な考えを持たず、まるで作品外より命令を受けているかのように、理不尽でありえない判定をする。 ・親友(しんゆう) 互いに心を許し合っている友。特に親しい友。 関東予選ではやたら過去の親友絡みの話が多く、この1つの大会で3人の新キャラである親友が登場した。 ・新連載補正(しんれんさいほせい) まだ話数の少ない新連載にかかる救済処置。 センターカラーを貰えたり、アンケートが悪くても良い順位に掲載してもらえる。 その効果はおよそ連載8週目までかかるとされていた…が、2011年秋に佐々木氏から瓶子編集長に代替わりして以来、「3度目のセンターカラーを貰った翌週に順位が急落」という作品が続出、新連載は長い目で見る方針になったのではないかと推測されている。クロガネも例外に漏れる事なく、三回目のセンターカラー後の14本目にてドべ6に転落した。 ・すり足くらいできるでしょ?(すりあしくらいできるでしょ?) 三校合同練習試合にて、落陽の灰咲が三校の中で戦力の劣る桜夏メンバーに対して嫌味として言った言葉。 正確には「ちょっとは動いてね?さすがに全員すり足くらいできるでしょ?」。 この言葉に筧は「悔しいが言い返せない」と自分達の非力を認め、他のメンバーも同様に反論できずに黙っているわけだが、 (そもそも白零、落陽に対し、桜夏は場違いというくらい戦力に差があると思われるので、こんな嫌味を言われても仕方がない) 唯一ヒロトが言い返した。 …ところが20本目にて、当のヒロトが練習試合当時、本当にすり足がまともにできていなかったことが発覚。 奇しくも灰咲が嫌味で言った指摘が的を射ていた上に、反論した当事者がすり足ができていないというあまりに滑稽な展開となった。 ちなみに”すり足”は剣道の足裁きのことであり、剣道の基本中の基本。 剣道を始めた人がほぼ最初にやる練習の一つである。 ようするに灰咲の言葉は「いくら弱くても基本中の基本くらいはできるよね?」ということである。 →あなたみたいな人が強いことが悲しい →悔しいが…言い返せねェ… →ヒーローは強いだけじゃダメなんだ ・せっかくつかみかけたチームの勝ちが…(せっかくつかみかけたちーむのかちが…) 作中随一の外道女剣士であるモッピーが、力尽きて倒れようとするヒロトを見、出た言葉。 別にそれまででシドウもアオハルも勝っている為、別にヒロトが負けようがチームとしては勝ちである。 チームとしての勝ちを失うという間違った認識の下、モッピーは明らかな過干渉に出ることになる。 →斬新な残心 ・そう… 崩れていく角砂糖のように(そう…くずれていくかくざとうのように) 週刊少年ジャンプで連載していた『エニグマ』という作品の最終話でしげるというキャラクターが言い放った台詞。 話が破綻した上での打ち切りになったという事とあまりに情緒的な台詞だったため、一時期ネタになった。 ・その髪 昔の俺のマネか?(そのかみ むかしのおれのまねか) 40本目でシロガネがヒロトと再会した時に言ったセリフ。ご存知の通り、マネをしてると分かるほど個性的な髪形ではない。 床屋に行かずに数ヶ月放置したような髪形である。シロガネはかなりのナルシストに違いない。地獄のミサワでも使われそうな台詞である。 しかもヒロトは否定しないというから驚きである。 た行 ・ダークホース(だーくほーす) 競馬で番狂わせを起こすウマ。 上記から転じて、注目されていなかった隠れた実力者を指す。 39本目では錬兵高校の事を指して使われたが、錬兵は昔から強豪校らしいのでダークホースという言葉は適さない。 池沢先生は単語をよく調べないで使うらしい。きっと辞書を持っていないのだろう。 余程言葉の響きが作者に気に入られたのか、62本目でも雲鶴と桜夏に対して使われた。 →錬兵高校 ・大会(たいかい) スポーツには必ずこれまでの実力を示す大会がある。クロガネにも大会があるが、すごいことになっている。 まず、観客が世間の評判を元に有利・不利にする空間を形成する。有利と判断された高校は、観客からの地の利および、賛美の歓声をうけて有利に立てる。しかし、不利と判断された高校には非難や罵倒の声が飛び交い、不利な状況で試合をしなければならない。 特に桜夏高校は大会では常に不利な空間で戦っており、参加するだけでバッシングを浴び続けられる。しかし、ヒロトが大木と善戦して観客を味方につけたときは治癒と時間を早める結界を形成して決勝を落丁で終わらせ、彼の試合での疲れを癒した。 剣士は己の腕を磨くだけでなく、いかに自分に有利な空間を形成することも勝敗に関っていると思われる。まさにイケザワールドの真骨頂。 →ロマン杯 ・太鼓の達人(たいこのたつじん) 錬兵高校の二刀流を揶揄した言葉。 剣道の二刀流は左右で長さの違う竹刀を用いる。 基本は小太刀で敵の攻撃を受け流し、太刀で打つ。小太刀の打突はほとんど有効打にならない。 しかしコイツらは両方同じ長さの竹刀で手当たり次第にドンドコ打ちまくる。その姿はまさに太鼓の達人である。 →二刀流 ・大将まで繋いでくれ 僕が・・・・なんとかする!!(たいしょうまで――) 怪我を押してまで試合(※練習試合)に出ようとするシドウを煽るセリフ。 ヒロトとシドウはまだあってから1週間ぐらいしか経ってないのにいつ親友になったとか、 スポーツ素人のヒロトになぜ監督が故障者の出欠の決定権を与えたのか、 というか何故前途有望間違いなしのホープを監督は制止しないんだとか、 剣道を始めて一週間も経ってないのになにを言ってんのとか、 なんとかって勝った試合は全部モッピーのお陰だろうとか、 突っ込みどころ満載の台詞は波紋を呼び、不快感や吐き気を覚えるものが続出した。 その直前に白零の監督が失神した大狼を気遣って試合を途中で棄権したことも、 この台詞の展開における隠居のクズ度を著しく高めている。 ・だが剣道とは腕でするものだ(だがけんどうとはうででするものだ) これは筧の気迫が並よりも上であることを認めた上で、 気合だけではどうにもならないことを鎧坂が示唆する台詞である。 しかし、この台詞を言う前の鎧坂ときたら、 人の顔を見るなり「0点」、 体当たりで押し出して反則を狙う 等、まともに剣道をしているとは言いがたい。 なので「腕でする」も「体当たりじゃなくて腕振って剣道する」という台詞に見える。 池沢先生の作劇と台詞回しが奇妙にかみ合った希少な例。 ・0.99 -ダブルナイン-(だぶるないん -だぶるないん-) 池沢先生の第80回(2010年上半期)手塚賞受賞(佳作)作品。 この作品の受賞により、「クロガネ」連載時に箔を付けた事は言うまでもない。 集英社や手塚プロダクション等に相当のコネがあれば読めるかも知れない。 ・中二病(ちゅうにびょう) 思春期の少年少女にありがちな自意識過剰や コンプレックスから発する一部の言動傾向を小児病とからめ揶揄した俗語である。 伊集院光がラジオ番組『伊集院光のUP S 深夜の馬鹿力』の中で用いたのが最初と言われている。 「中」の字を「厨」で置き換えた厨二病という表記も見られる。 「病」という表現を含むが、実際に治療の必要とされる医学的な意味での「病気」または「精神疾患」とは無関係である。 1.自分に自信が無いので「他人とは違う趣味を持っている」ということで無意味なキャラ作りをすること。(高二病に含まれる場合もある) 2.男子が中学二年頃に取りがちな痛い行動。 3.上記の時期の行動などを持ち出しての自虐ネタ。 4.(中学二年頃の)幼稚な趣味の人間が好む物事という意味を込めた蔑称。 ちなみに禍津くんは作者が意図的に作った中二病である。 ・チ〇コの構え(ち〇このかまえ) クロガネの正眼の構え(中段の構え)を皮肉ったもの。 本来、中段の構えは肘を軽く曲げ、脇に余裕を持たせた感じで構える。 しかしクロガネでは両肘をまっすぐにピンと伸ばして構えているので 竹刀の柄が本来よりも下がる為、チ〇コを握っているように見える。 くわしくは第一巻の表紙を参考していただきたい。 ・twitter(ついったー) 個々のユーザーが「ツイート」(tweet)と称される短文を投稿し、閲覧できるコミュニケーション・サービスである。 「ミニブログ」「マイクロブログ」といったカテゴリーに括られる。 まれに今回のように根も葉もない悪評・他者への攻撃・犯罪自慢・個人プライバシーに関わる内容を軽い気持ちでtwitterに投稿する利用者が居るが、 露見して騒ぎになってから後悔しても、当然広まった事実が消えるわけではないので要注意。 倫理的な問題があれば、アカウント削除や謝罪を求められるケースもある。 それゆえ「バカ発見機」「バカッター」と揶揄されることもしばしば。 クロガネの作者池沢春人もまたこの馬鹿発見機を有効活用した人物の一人である。 ・突き(つき) 剣道の技の一。 面の喉当てを突く技「突き」と胴の胸当てを突く技「胸突き」がある。 打ちどころが悪ければ命にかかわる危険な技なので小中学生は原則禁止。 高校生以上でもこの技を禁止とすることもあるが、道場によっては幼くても教えてもらえる。 前に出てくる相手に対しカウンターで放つ突きは「迎え突き」と呼ばれ、 危険行為として反則に相当する場合もあるが、クロガネの世界では特に問題にならない。 現実なら「迎え突きを多用する初心者」というのは聞くだけで恐ろしい存在で、 指導者のモラルが疑われるところである。 クロガネの世界で「突き」は剣道家の挨拶がわりによく使われ、剣道家同士で目が合えばとりあえず「突き」。 木刀だとか相手が素人だとか防具を付けていないだとか関係なく、とにかく「突き」である。 ・筑馬高校(つくまこうこう) 筑馬商業高校の事、39本目で主人公の高校の対戦校として登場。 予選突破常連の中堅校で去年はIH地区予選ベスト8まで進んでいる。 錬兵高校に匹敵する実力を持ってたらしいが、5-0で桜夏高校が圧勝した。 選抜メンバーは畑、坂上、岡、大暮、上田という選手。全員面をしているので監督以外の顔はわからない。 特に坂上さんはサブキャラの由さんにさえ負けるという噛ませ犬っぷりを発揮した。 だが、IH地区予選ベスト8まで進んでいるということからして、実は去年二回戦負けした錬兵より遥かに実力のある高校である。 ・付け焼刃(つけやきば) もしかして→二刀流 ・天然無の構え(てんねんむのかまえ) 45本目においてシロガネと対峙した時にクロガネが使った構え。 ただでさえ体力の無いクロガネが、限界まで体力を使い果たし、脱力した事によってたまたま自然体になった。 さゆり曰く“体力がない”という単純な理由が天然の・・・無の構えを生んだ”らしい。 シロガネの使う養殖無の構えとは違い、天然無の構えの場合ゴミみたいのが体にまとわり付き、全身黒い毛玉状態になってしまう。 クロガネが無の構えを勝手に習得した事で、桜一刀流やさゆりの存在がますます無意味なものになった。 →無の構え ・ドイツ行きの一等席だ有給でもとって代わりに行ってこいよ(どいつゆきのふぁーすとだゆうきゅうでもとってかわりにいってこいよ) 朝霧が桜夏の剣道部に戻る際に細川に行った台詞。 俺はドイツには行かないという意思表示と思われるが、他人のチケットが使えるわけがない。 またこの後朝霧の説得を飲んだ朝霧の父親も同じ様な台詞を言った。 おそらくはやっぱり親子なんだなというほっこりした話に仕立て上げたかったのだろうが、ただの馬鹿親子にしか見えない。 ・動体視力(どうたいしりょく) ヒロトの持つ才能の一つで、これが非常に良い。 視力には静止視力と動体視力があり、静止視力が良いからと言って、動体視力が良いとは限らない。 鍛えようと思えば鍛えられるらしい。 ・斗貴子(ときこ) 週刊少年ジャンプの過去連載作品「武装錬金」のヒロイン。 おかっぱヘアーで、目と口の間に一直線の大きな傷があるキャラクターである。 アンチスレでは同じ傷を持った主将、神宮剣を指して言うこともある。 ・DQN(どきゅん) 言動が反社会的、反倫理的、自分勝手な人を指す。語源は『目撃!ドキュン』というテレビ番組に由来する。 この番組に出演する一般人にいわゆる元ヤンキーが多く、時として非常識な行動が多々見られたことから、 インターネットスラングで非常識な人物を指す蔑称としての「ドキュン」という言葉が生まれた。 例えば「腹が減ったので、コンビニのおにぎりを店内で食べた」「剣道を馬鹿にされたので竹刀で脅かした」などである。 ・土下座(どげざ) 申し訳ないという気持ちを表すために、地面や床にひざまついて謝ること。 謝罪の気持ちを表す最上級の所作であり、余程の事がなければ滅多にしない。された方も迷惑である。 作中では白零高との練習試合の後、敗北の原因は自分にあるとしてクロガネがこの技を使った。 最初からクロガネは捨て大将として入れられていて負けるのは予定通りであり、しかもただの練習試合であった。 そもそもそんな事をされては先鋒で勝つ予定だったのに惨敗したアフロの立場がない。 しかもギャラリーの見ている目の前でこれをやっており、これではまるで先輩部員が土下座をさせているようにしか見えない。 時と場所と場合をわきまえて欲しいものである。 →竹刀の握り方から教えてください ・届かねェ…(とどかねぇ) 鎧坂に兜割りを食らった筧のモノローグ。 白目がシュール。 「鎧坂、恐ろしい子!」とか思ってるかもしれない。 ・トランプ(とらんぷ) 説明不要の有名なカードゲーム。 クロガネの世界にも存在し、特に朝霧は好んで携帯しているがそのトランプは Aのカードの中央のハートがスペード並に大きい。 「A」ではなく「1」と書かれている。 四隅のマークの絵柄と文字の位置が上下逆。 四隅のマークが右上と左下にある。 という非常に不可解で不便な代物であった。 元々剣道について全然調べてない事で有名だった池沢君だが、この件で画像検索をすれば一発で分かるものさえ調べてない事が発覚した。 もしくはあまりにも間違いだらけな故に、池沢君は読者に突っ込ませる為にわざとやったのではと考える者もいる。 ・とんでもBODY!!(とんでもぼでぃー) ジャンプネクスト2012年WINTER号の本誌連載漫画袋とじ番外編において使われた煽り文。 読者サービス(?)でつばめのシャワーシーンが描かれていた。 今回もデッサンが狂ったマネキンのような体だったので文字通り「とんでもボディ」になってしまった。 な行 ・謎の白い布(なぞのしろいぬの) 左手に十字にたすきがけのように巻いた布で、11本目において対夜鷹戦のためにさゆりが授けた秘策。 返し技と何か関係あったらしいが、本番ではその秘策は生かされずに終わった。 その後も左手に巻いた布がどんな秘策だったのかは一向に説明されず、 まるでそんな設定最初から無かったかのように練習試合編は終わってしまった。 作者が説明を書くのを忘れたのか、それらしい説明を思いつかずにしらばっくれたのか、 今後説明されるのか、まったくの謎である。 ・納豆(なっとう) 大豆を納豆菌によって発酵させた日本の伝統食品。さゆりの好物。 ・納豆くれるか(なっとうくれるか) 第1話のラストにさゆりが言ったセリフ。読み切り版でも同じオチだったので、よほど作者が言わせたかったのだろう。 →いただこう! ・2045年説(にせんよんじゅうごねんせつ) 1話の時点から当然のように日曜日に登校するなど時間の狂いが指摘されてきた「クロガネ」において発生している説。 白零高校偵察時のさゆりの台詞に「さすが21世紀」 現在高校3年生である夜鷹の誕生日が2月29日 青春の停学明けが5月8日月曜日 上記の条件に合致する「クロガネ」の舞台となる年号は直近でも2045年になってしまうというもの。 言わずもがなすべて公式設定である。夜鷹の誕生日のみ単行本2巻初出。 2月29日は連載中の2012年が閏年であったため、記念に誰かの誕生日にしようとした結果とも考えられる。 5月8日月曜日指定の理由は今のところ不明。2012年近辺では2006年か2017年が該当する。 ただし、条件にはさゆりが書いたデタラメ交じりのキャラクタープロフィールを参考にしたものも含まれているため、 作者が否定しようと思えばいくらでも否定して改編する事が可能である。 ・二刀流(にとうりゅう) 両手に刀剣類を持つ技術の総称。 主に湾曲した薄い片刃が発展した日本ではそうメジャーではなく技術自体も少ないが、 盾と打剣が発達した大陸側ではそう珍しいものではない。 剣道においては大刀と小刀という、長さの違う竹刀を用いる技術を指す。 特徴的なのは小刀で、二尺(60cm)以下の非常に短い竹刀である。 また、大刀も通常の竹刀とは異なり、片手で使うことを考慮し少し短めである。 通常は中段・下段に小刀、上段に大刀を構える。 小刀で相手の攻撃を捌き、大刀で小手と面を狙うのが主な戦法になる。 二本の竹刀を使うことによる間合いのとりづらさや、距離の遠さに由来する防御面に優れる。 反面、現在のルールでは大刀側の打突のみしか認められていないこと、 胴が事実上打てないことや、そもそも有効打突の判定が厳しいことなど、攻撃面は劣る。 上段からの移行が容易な点を活かした、攻撃力の高い逆二刀の使い手が多いとされる。 とどのつまり、ロマンである。 →互陽の構え →片天の構え •人気沸刀中剣道ドラマ(にんきふっとうちゅうけんどうどらま) ジャンプ45号の次週予告のページにおいて、他の人気作品と共にクロガネが名を連ねた時の煽り。 人気沸騰の“騰”を同じ音読みの“刀”に変えた高等ギャグでもある。 ・残り一秒(のこりいちびょう) ロンドン五輪のフェンシング男子フルーレ団体の準決勝で 日本代表の太田雄貴が残り1秒で追いつく大熱戦を演じ、延長戦の末決勝進出を決めた。 その後、日本代表は団体で史上初の銀メダルを獲得した。 日本代表の試合を見て影響された池沢先生はさっそくそれを自らの作品に取り入れた。 それが47本目「最後の一秒 」。クロガネの突きが決まり一本リードして残り一秒。一秒間死守してシロガネに勝利した。 …フェンシングの試合とは立場が逆で、まったく盛り上がらない。 試合が行われたのは8月5日。ジャンプ発売日は2週間後の8月22日で異例の早さである。 この事から池沢先生が試合の流れとか考えず、行き当たりばったりで描いているというのがよく分かる。 ちなみにその号の巻末コメントでもフェンシングの試合についてしっかり明言している。 ・残り十数秒(のこりじゅうすうびょう) 最終話において真がクロガネに桜一刀流終の太刀を喰らって一本を取られ 戦意を喪失し、残り十数秒あったが試合を放棄した。クロガネもこれは都合が良かったので手を出さなかった。 無気力試合により両者失格になるはずだが、なぜか会場の観客から拍手されるという謎の展開に。
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FIFA 09のマネージャーモード解説・攻略のページ。 マネージャーモードの概要 チームの監督となり、チームの編成や新人の発掘、選手の強化などを行ってリーグ戦やカップ戦を勝ち抜いていくモード。 監督名を決めた後、指揮を執るチームとチームのスポンサーを選びます。スポンサーごとに契約金や目標が違います。(大会で優勝すればボーナスなど) シーズン後、優秀な結果を残せば引き続き監督を依頼されますが、断って違うチームへ行くこともできます。 この時、シーズンは進んでいますので、マネージャーモード中の移籍データはそのままになります。 あなたはあなたが指揮していたライバルチームかより良いチームに移ることもできます。 試合後、メディアの取材に答えましょう。 良い選択肢を選べば、チームの士気やフロントの評価、サポーターの支持を得ることができます。 既存のリーグから好きな1チームを選び対戦していく(プレイヤーは監督という立場だが、実際にチームを操作する。シミュレートで飛ばすことも可能。※観戦のみはできません。) 選手の獲得・放出・年俸の設定(スケジュールで夏と冬の移籍期間)や、クラブの地元スタジアム、コンディションスタッフの能力の拡大、観戦チケット金額の設定などの細かい設定が可能 UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAカップ(どちらもECC/EFAの偽名)などの大会もある 大会には1年目から出場することはできず、2年目以降、1年目のリーグ順位によって決まる チームが負け続けるとクラブやサポーターの信用が下がる。監督を解任されるか、金銭面で赤字の場合ゲームオーバー 率いるチームは1シーズン終了ごとに自由に選ぶことができる。数シーズン同じチームでも良いし、毎年違うチームの監督になることも可能 引退した選手の転生はなし 最大で15年プレイできる 攻略 スポンサー選び・収入を計画する 3種類の中から自分に合ったスポンサーを選びます。 チケット値段は普段は「普通」が良いでしょう。 ダービーやカップ戦など特別な試合などの時は「高い」にしてみても良いでしょう。 収入は常に+になるようにしておくのが理想的ですが、チームを経営する為に選手を育てて売却してしまうのも手です。 ビッグクラブならばお金も潤沢なのでこれらは意識する必要は特にありませんが、 中堅以下のクラブになるとお金のやりくりをしなければ非常に厳しい状況になってしまいます。 選手の獲得・放出 選手は試合ごとにEXPを獲得し、好みの能力値を上げることができます。 デフォルトでは自動EXP割り振りがONになっているので、OFFにしておくことをお勧めします。 移籍マーケットが開くと選手のやりとりができます。 必要であれば選手を獲得してチームを補強する、金銭面で困っていたり、不要な選手が多い場合は売却すると良いでしょう。 他チームから選手を獲得するには強化部スタッフのレベルは高くなければなりません。 特にレベルの高いチームのエースなどは、レベルがMAXでも簡単には獲得できません。 新人のスカウトは他チームの選手を獲得するよりも安上がりに選手を獲得できますが、どのような能力の選手を発掘できるかはスカウトのレベル次第となります。 新人選手を発掘することに専念するなら、スタッフアップグレードでヘッドスカウトのレベルを上げておきましょう。 試合で勝つ為に 試合前に相手チームのキープレイヤー3人が表示されます。 キープレイヤーに注意してプレーしましょう。マンマークをつけてしまうのも手です。 同一リーグ内でどうしても苦手な選手、上位を独走しているチームなどがいる場合は、 その選手やチームのキープレイヤー(得点王など)を移籍期間中に引き抜いてしまう方法もあります。 試合を進めている内に選手ごとにEXPが溜まります。 「選手育成」から選手の伸ばしたい能力を上げていきましょう。 スタッフアップグレードの各コーチのレベルを上げれば、獲得EXPを増やすこともできます。 シーズンが進むと選手のスタミナは回復しにくくなり、怪我や試合に勝てない原因になります。 「オフィス→スタッフアップグレード」からフィジカルコーチのレベルを8程度まで上げるとシーズンを戦うのも楽になるでしょう。 試合後、メディアのインタビューに答えることもあるでしょう。 あなたが監督としてベストだと思うコメントを選んで下さい。 フロント評価・監督名声・サポーター評価が上がるような返事を選びましょう。 シーズン終了後 同じチームで長期政権を執るか、別チームを選びます。 前シーズンでヨーロッパカップ戦出場順位に食い込んだのならば、同じチームでプレイした方が良いでしょう。 シーズン後、選手は年齢が+1されます。 高齢になると怪我をしやすく、能力も落ちて行きます。 ある程度の年齢になると選手は引退します。 最大で15年を過ごします。 スポンサー バントムエネルギードリンク 自然の恵みであなたに気合を!バントムのドリンクで眠気もさっぱり! ■達成目標 リーグ制覇 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス なし ルナ・エンタテインメント ルナ・エンタイテンメントは、最新の流行に沿ったパーティーをご提供します。 お好みに合わせて、どのようなパーティーも演出させていただきます。 パーティーならルナ・エンタテインメントにお任せください。 あなたも街の人気者です! ■達成目標 中位以上 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス なし ビスラムアスレチック 本当のスポーツ選手はビスラムアスレチックを身にまといます。 最新のハイテク素材を使った、最高の質のスポーツウェアです。 ビスラムアスレチックがあなたの能力を最高まで引き出します。 ■達成目標 3位以上 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス ヨーロッパカップで優勝(ECC/EFA) ハベンタス5000 企業用ITネットワーク会社、ハベンタスは「完璧」をモットーとしています。 あなたの会社がお困りの時は是非ナンバーワンのハベンタスにお任せください。 ■達成目標 3位以上 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス ヨーロッパカップ優勝(ECC/EFA) トギースポーツ トギーフットウェアは全てのプロサッカー選手のためのお店です。 サッカーを愛する人ならば、我々の品揃えに満足していただけるでしょう。 ■達成目標 中位以上 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス なし ビスタパーク アクションパックアミューズメントパークは魔法と冒険の国。 スリリングな、そして不思議なアトラクションがあり、家族全員で楽しめます。 ■達成目標 中位以上 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス なし ジョンゾズ・アニメギャラリー アニメファンなら一度は訪れておきたい絶対的存在のアニメギャラリーです。 オリジナルのデザイン画から、貴重なグッズなどを数多く展示しています。 ■達成目標 国内カップでセミファイナル進出 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス なし ハリソン・ニュースネットワーク ブリティッシュコロンビア、バーナビーに位置する有望なニュースネットワーク。 他のどのネットワークよりも早く最新のニュースを配信しています。 ■達成目標 中位以上 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス なし ジョーンズソース ジョーンズのおいしいチャツネBBQスパイスはいかがですか。 あなたの料理にカナダの自然の味を吹き込みます。 ■達成目標 3位以上 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス なし リャオヘアーサロン 流行に敏感なあなたのためのヘアーサロンです。 スタッフ全員がヨーロッパのファッションの中心地で学んできており、 どんなカットもお手の物。あなたにユニークで素敵な髪型を提供します。 ■達成目標 国内カップ優勝 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス なし リチェロ フレッシュでおいしいジュースはあっても、更に健康的となるとなかなか難しくはありませんか? リチェロにはそれができます。 オーガニック100%の味をお楽しみください。 ■達成目標 中位以上 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス なし サイラス・マイクロシステム サイラス・マイクロシステムソリューションはカーレースから戦闘機まで、 様々な種類の最新のマイクロプロセッサーとチップの技術を提供します。 ■達成目標 リーグ制覇 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス ヨーロッパカップ優勝(ECC/EFA) トーサー保険 車両保険、不動産保険なら地域ナンバーワンの保険会社。 トーサーにお任せください。安心できるスタッフがあなたの保険を担当します。 ■達成目標 中位以上 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス なし トモコエ・スキーリゾート ウィスラー山のふもとにあるトモコエは世界有数のスキーホテルです。 冬に出ればすぐスキーができ、またスキーを終えた後には 温水プールで体を休めることができます。 ■達成目標 国内カップ優勝 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス なし モダンアートスクール M.A.S.D.A.はデザイン・建築業界の多くの皆様から尊敬の意を表されている会社です。 ■達成目標 3位以上 ■ボーナス基準 リーグ制覇 国内カップ優勝 ■EXボーナス なし
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GAPOLIマネージャーの平日とは 5種類以上のゲームがチャンスになるイベントです! 対象ゲームは、翌日の18 00にGAPOLI内およびGAPOLI公式Twitterにて発表いたします! イベント内容 対象ゲームのうち5種類以上がチャンス! 対象ゲーム ぱちんこ パチスロの全ゲーム カジノ(ブラックジャック、バカラ、ルーレットを除く)の全ゲーム バラエティーの全ゲーム メダルの全ゲーム のうち5種類以上 ※ビデオスロット Persona5 for REELS NiGHTS~Dream Wheel~ 獣王~BEAST KING~ は対象外となります。 イベントのルール 対象ゲームは毎日変更されます。 対象ゲームは期間中、翌日12 00に切り替わります。 対象ゲームは翌日18 00にお知らせ、およびGAPOLI公式Twitterで結果を発表します。 対象期間 本イベントは2週に渡って実施いたします。 1週目:6/19(月)12 00~6/22(木)12 00 2週目:6/26(月)12 00~6/29(木)12 00 注意事項 ぱちんこ パチスロの対象ゲームが複数の店舗にある場合は、すべての店舗で高設定が使われることとなります。 対象期間中に起動したゲームは、精算するまで出率が変更されることはありません。 1週目 1日目 パチスロ怪盗天使ツインエンジェル3 パチスロ化物語 2日目 パチスロハードボイルド(2022) 3日目 パチスロ北斗の拳 転生の章 パチスロペルソナ5 パチスロ幼女戦記 パチスロ盾の勇者の成り上がり パチスロこの素晴らしい世界に祝福を! 2週目 1日目 パチスロ北斗の拳 パチスロ北斗の拳 転生の章 パチスロ北斗の拳 強敵 スマスロ北斗の拳 2日目 スロットの対象機は無し 3日目 パチスロ怪盗天使ツインエンジェル3 パチスロ化物語
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1― 「おし、今日の練習はここまで!一年、グランド整備とボールの手入れ、しっかりしとけよ!」 夜7時、ラグビー部の練習が終了した。部活動において、上級生からの命令は絶対である。 それがたとえ、一年生が二人しかいなくてもだ。先輩に後片付けを命令された東野一樹はため息を吐く。 公立高校の弱小ラグビー部に入部するような物好きは、彼と彼の友人の二人しかいなかった。 しかもその友人は風邪を引いたといって学校を休み、とある歌手のライブに行っている。 つまりはこの広いグラウンドの整備と転がっているボールの手入れを、彼一人でしなければならないのだ。 「はぁぁぁ~、これ全部を一人で片付けるなんてありえないだろ?オレ、なんでラグビー部なんて入っちゃったんだろ?…もう辞めよっかなぁ」 そう言いながらもトンボでグラウンドをならす。 悲しいかな、この3ヶ月間で先輩命令を拒否できない体質に変化してしまっていたのだ。 「東野君~!ボールはあたし達が片付けとくからぁ~!さっさと終わらせなさいよ~!」 愚痴を言いながらトンボ掛けをしているところへ天使の声が聞こえてきた。 声の方向を見てみると、200メートルほど離れたところでジャージ姿の2人の女性がボールを拾っていた。 「ありがとうございますぅ~!助かります~!西崎せんぱ~い!」 嬉しさのあまり、叫びながらトンボを振る一樹。その様子を見た女性の一人が叫び返す。 「コラ~!そんな元気があるならさっさと終わらす~!」 「す、すんません!すぐ終わらせます~!」 ダッシュでトンボ掛けをする一樹。 あまり綺麗にはなっていないが、どうせ明日には体育の授業で荒らされてしまうので気にしない。 先輩の命令通りにトンボ掛けをしたという事実だけが欲しいのだ。 一樹がいい加減なトンボ掛けを終わらせた時には、ボールは綺麗に磨かれており、収納も終わっていた。 2― 「いやぁ~、ホント助かりました!いつもありがとうございます!サキ先輩にイズミ先輩!」 一樹が頭を下げた先にはジャージを着た2人の女性がいた。 「まったく…東野君は感謝の気持ちが足りないよ? 普通は『サキ先輩ありがとうございます!これ、飲んでください!』ってジュースぐらいくれるんじゃないの?」 ボール片づけを手伝ってくれた女性…ラグビー部マネージャー西崎サキは軽く文句を言う。 ショートカットでなかなかの美人、高校2年にしてはかなりの大きさの胸だ。 「あっはっはっは!…ごめんなさい、金欠でお金なんてないんです。水でよければいくらでも持ってきますよ!」 握りこぶしで語る一樹にサキはため息を吐く。彼女達の後輩はかなり図太い性格をしているようだ。 「サキ、ため息なんて吐くんじゃない。 せっかく水を汲んできてくれると言っているんだ、その言葉に甘えようじゃないか。 一樹、早速だがこのバケツに校舎の4階から水を汲んで来てくれないか?そうだな…50杯ほど頼もうか」 少しずり落ちたメガネを中指で持ち上げながら、サラッとんでもない事を言う西崎イズミ。 黒い長髪が美しく、サキと同じく巨乳美人だ。ただ彼女は目が悪く、メガネを使用している。 メガネをはずすと双子なだけあってサキと瓜二つ。弱小ラグビー部、名物マネージャーの美人姉妹だ。 「………なんでそんなに水がいるんです?まさか全部飲んじゃうんですか?」 「はぁ?君は馬鹿か?私達のこの細いお腹のどこにそんな水が入るというんだ?」 一樹の問い掛けに何を言っている?という表情でため息を吐くイズミ。 「じゃ、どうするんです?」 「む?…サキ、どうしようか?側溝にでも流すか?」 「うん、それでいいと思うよ、イズミちゃん。じゃ、東野君頑張ってね」 流石は双子、息が合っている。ニコニコとバケツを渡すサキと、表情を変えずにバケツを差し出すイズミ。 これぞ体育会名物の意味の無い無茶な先輩命令だ。マネージャーとはいえ、彼女達は先輩。命令は絶対なのだ。 「…ごめんなさい、無理です勘弁してください。他の事なんでもするんで許してください」 平謝りをする一樹。さすがにこの命令には無理がある。それに本気で言ってない事は分かっている。 …イズミは本気かもしれないが。 「なんでもするの?…イズミちゃん、あれ頼んじゃおっか?」 「……ふむ、彼ならちょうどいいかな。うん、私は賛成だ」 妖しい顔を見せるサキに少し頬を染めたイズミ。姉妹揃って何かを企んでいるようだ。 二人の表情を見た一樹は、これから自分の身に何かが起こることを予感した。 3― 「はぁはぁはぁはぁ…くぅっ!っつあ!…はぁはぁはぁ、もう無理!もう限界!もう腰が痛い!」 一樹は汗だくになって二人のために働いている。 あの後『ちょっと家まで来てくれるかな?』とサキに言われ、二人の部屋へと案内された。 イズミに『両親が旅行でいない』と言われたときには甘い予感にドキリとした。 しかし世の中そんなに甘くないようだ。 「だいたい一人でベットやタンスを動かすなんて、無理があるんだよ。腰がイテェよ~」 そう、一樹は部屋の模様替えの為に呼ばれたのだ。 部屋の主の二人は部活でかいた汗を流すため、シャワーを浴びている。 『東野君、私達シャワー浴びるけど変なとこ開けちゃだめよ?』 『一樹、もし変なことしたらツラいお仕置きが待っているからな』 そう言って二人は仲良くシャワーを浴びている。 健全な男子なら覗きに行こうか悩むところだが、一樹は後々のことを考えて断念した。 一時の欲望の為、高校生活を棒に振るのは馬鹿げているからだ。 どうにかベットを動かした一樹は最難関のタンスへと向かう。 「にしてもこれ、どうすりゃ動かせるんだ?……ピンポーン!閃いた!」 ポン!と手を叩く一樹。そしてタンスの引き出しを取り出し始めた。 タンスから引き出しを抜き、軽くしてから動かそうという考えのようだ。 「いや~、オレって天才?ノーベル賞モンだよな?…こ、これはぁ!」 一樹が取り出した引き出しには、綺麗に折りたたまれ収納されている下着が入っていた。 その始めてみる圧倒的な光景に、ゴクリと唾を飲み込む。思わず手に取り匂いを嗅ぐ一樹。 「すっげ~いい匂いがする…ってわけでもないんだな。にしても先輩達ってこんな小さいパンツをはいてるのか。 よくこんなんで入るな……被り心地はいいんだな」 頭に下着を被りウンウンと頷く一樹。誰がどう見ても変態だ。 「いけね、こんな事してる場合じゃねぇよ。さっさと終わらせて家に帰って飯を食わないと」 頭に被っていた下着を元通りの位置に戻し、作業に戻る。 10分後、難関だったタンスの移動が終了した。 4― 「ふぅ~、やっと終わった…あぁ腹減った」 ふらつく足取りでリビングへと向かう一樹。 早く終了の報告をして帰らないと、次に何を命令されるか分からないからだ。 リビングの扉を開けると、ピンクのパジャマのサキと青いパジャマのイズミがいた。 お互いの髪をドライヤーで乾かしているのか、今はサキがイズミの長い黒髪を乾かしているところだ。 風呂上りの美女二人が仲良くじゃれあう様に髪を乾かしている。一樹はそんな二人の姿に鼓動が早くなる。 「東野君、模様替え終わったの?ご苦労様、お礼に美味しいもの食べさせてあげるね」 「どれ、さっそく私が見てこよう。サキ、ご飯の準備は任せた」 そう言ってリビングを出て行くイズミ。サキはパジャマの上からエプロンをして料理に取り掛かる。 「あ、そうだ、東野君ってかなり汗臭いからシャワー浴びてきてね。その間にご飯作るから」 「へ?い、いや、いいですよ、家に帰ってからゆっくりと…」 「君がよくてもアタシ達がイヤなの!さっさと浴びてくる!」 サキに怒鳴られた一樹は渋々シャワーを浴びに行く。 「洗濯もしてあげるから下着を洗濯機に入れといてね」 サキの提案に戸惑う一樹。 いくら部活のマネージャーとはいえ、母親以外の女性に下着を洗わせるなど恥ずかしくてとても出来ない。 しかし、サキの一度言い出したら聞かない性格は、ラグビー部でも有名だ。 逆にしっかりしていそうなイズミのほうがあまり物を考えない。 一見何かを考えているような神秘的な表情は、実はただ単にボ~っとしてるだけなのだ。 「まさかこんな展開になろうとは…これってラッキーなんだよな?」 ブツブツ言いながらも下着を洗濯機に放り込もうと蓋を開ける。 この家の洗濯機は乾燥機も一体となっているドラム式の高級品だった。 で、その中には他の洗濯物もある訳で…ついさっきまでは美女二人がお風呂に入っていた訳で… 「ど、どっちがサキ先輩のなんだ?この黒いのはイズミ先輩がはいてそうだな。 ということはこっちの白いのがサキ先輩のか…ハァハァハァハァ」 右手に黒のショーツ、左手に白のショーツを持ち、息荒く交互に匂いをかぐ一樹。誰がどう見ても変態です。 しばらくの間ヘンタイ行為を楽しんだ一樹は、満足した顔でシャワーを浴びに風呂場へと入っていく。 『着替えココに置いとくから~!乾燥が終わるまでの間これを着ててね~!』 サキが着替えを持って来たついでに洗濯機のスイッチをONにする。 一樹は『ブラも着けてみるべきだったか』と自問自答している。 風呂場の外ではサキがしばらくゴソゴソとしていたが『うまくいってるかな~?』と呟き出て行った。 5― 「いや~、いい湯でした!遅くなってすみませ……んん?」 風呂上りの一樹の目に飛び込んできたのは美味しそうな料理の数々!…ではない。 サキとイズミの二人が見ているテレビの画面には、頭に下着を被っているヘンタイが映っていた。 「ずるい~!なんでイズミちゃんのパンツだけ被ってるの?」 「サキのは子供っぽいのが多いからな。しかし洗っている下着の匂いをかいでも楽しくないだろうに…」 「じゃ、次はさ、脱衣所でのビデオ見ようよ。きっとすごい事してるよ?」 ニコニコと話すサキ。その手にはDVDビデオカメラがある。 一樹は何が起きているのかまったく理解できていない。 混乱する一樹の目の前で、両手に持ったショーツの匂いをかぐ自分の姿がテレビに映し出された。 「うわぁ~、一心不乱に嗅いでるねぇ~。東野君ってヘンタイさんだね」 「ま、そのほうが楽しみがいがあるというものだ。どうする?脅す材料も押さえたし、今からするか?」 「ん~?ご飯食べてからでいいんじゃないの? 夜は長いし、東野君には明日は風邪を引いたってことで、学校を休んでもらう事にするつもりだしね」 「ふむ、まずは腹ごしらえか。しっかり食べて体力をつけないとな。 一樹もいつまで唖然としているんだ?さっさと席に着きなさい!」 イズミの声にハッと我に帰る一樹。 「こ、こここれは一体、何なんですか?」 慌てて問い質す一樹にイズミが答える。 「見て分からないのか?私達がいないのをいいことに、パンツを頭に被り、脱衣所では一心不乱に私達の脱いだパンツの匂いを嗅いでいる、一樹のヘンタイ行為を収めた映像だよ」 「だからなんでそんなものがあるんですか!」 「あはははは、何でって言われてもねぇ…隠しカメラで撮ってただけだよ。 うまくいったね、イズミちゃん」 「あぁ、さすがはサキ。いい位置にカメラを隠したな。全部バッチリ映っている」 ここに至って一樹は二人にはめられた事に気づいた。 そう、一人で部屋の模様替えをさせたのも、二人の後にシャワーを浴びさせたのも、全てはこの映像を撮るためだったのだ。 「は、嵌められた…ちくしょう!オレは嵌められたんだ!オレは嵌められてしまったんだぁ~!」 悔しさのあまり頭を抱え、絶叫する一樹。二人はそんな一樹を無視して脱衣所の映像に夢中だ。 「ね、言ったとおりでしょ?東野君って結構いいもの持ってるでしょ。勃起したらもっと凄くなると思うよ?」 「あぁ、このサイズなら十分だな。…今日は久しぶりに楽しめそうだ」 クックックと妖しく笑う二人。一樹はまだ頭を抱えている。 「いつまでそうしてるんだ?ほら、これで冷や汗を拭きなさい」 イズミが小さい布地の物を手渡す。 一樹は素直に受け取って汗を拭き、椅子に座って二人と向かい合い、言い訳を言い出した。 「違うんです!あれはワザとじゃないんです!あれはですね、え~っとですね…霊です!悪い霊が取り付いてきて無理やりやらされたんです!」 汗を拭きながらの必死な言い訳。しかしこんな言い訳が通用するわけがない。 「そんな言い訳を汗ぐっしょり掻きながら言われてもねぇ。…ハイ、これで汗拭いたほうがいいよ」 一樹はサキから渡された小さい布地で吹き出る冷や汗を拭く。 イズミに渡されたのはもうグショグショになっている。 そんな一樹を見て二人は正座をするように促した。言われるがままに正座をし、土下座をする一樹。 「ゴメンなさい!魔が差したんです!許してください!何でもしますからこのことは黙っててください!」 一樹は頭を床にゴンゴンとぶつけながら土下座をする。二人はそんな一樹の前に仁王立ちをしている。 「一樹、顔を上げるんだ。黙っていてほしいのなら、君にしてもらいたい事があるんだ」 「東野君、私達怒ってないから顔上げてよ」 二人の言葉に恐る恐る顔を上げた一樹。顔を上げた視線の先には予想だにしなかった光景があった。 6― 「うををを!な、なんでズボン脱いで…っていうか下、裸なんですか!う、うわ~!」 慌てて目を伏せる一樹。 「なんでって言われても…アタシ達のパンツ、東野君が汗拭くのに使っちゃったからね。 いいじゃない、どうせ裸になるんだから」 サキの言葉に手に持っている物を見る。ハンカチだと思っていたそれは…二人のショーツだった。 「どうだった?私達の脱ぎたてパンツで汗を拭いた気分は?…次は君が脱ぐ番だよ」 表情を変えずに大胆な事を言い出すイズミ。 「ふ、二人とも何考えて…オ、オレも脱ぐんですか?な、なんでそんなことしなきゃいけな…ゴクリッ」 思わず生唾を飲み込む一樹。それもそのはず、目の前では二人の美女が互いの服を脱がせ合っている。 「東野君にはこれからアタシ達のおもちゃになってもらうね。 心配しなくていいよ、気持ちいいことしかしないからね」 「ということだ。では早速君のものをじかに触りたい。早く裸になってくれ」 正座をしたままの一樹を後ろに突き倒し馬乗りになる裸のイズミ。イズミが馬乗りになり押さえている隙にサキがズボンを脱がす。 「な、な、な、なあぁぁ~!!何が何でどうしてこんなこと…んん!」 うるさい一樹をキスで黙らせるイズミ。 一樹は自分の口の中に入り込んできたイズミの舌の感触に頭が働かなくなり、抵抗が出来なくなった。 「わっ!イズミちゃん、やっぱり凄いよ!お兄ちゃんのよりおっきい! ちゅ、ぺろ、ちゅちゅ… うん、しっかり洗ってるね。じゃ、イズミちゃん、お先に頂くね?」 パクッ…一樹の下半身に生暖かく、それでいて痺れる様な感触。 一体何をされているのか確認しようとするも、イズミとのキスにより顔を動かす事ができない。 柔らかい何かが口の中に入ってきた。イズミの舌だ。 口の中に入って来て動き回る舌に、負けじと一樹も舌を絡めていく。 イズミとのキスに夢中になっている一樹の下半身に甘い感触が広がった。 ちゅ…ちゅぱ…れろ…ちゅちゅ…じゅぽ… 一樹はイズミとのキスに夢中になりながらサキに何をされているのかを悟った。 (フェラチオだ。オレ、サキ先輩にフェラされてるんだ。イズミ先輩にはキスされてるし…オレ、あの先輩達と…うう!) あのラグビー部皆の憧れの的、西崎姉妹にエッチな事をされている。 正直な話、一樹は二人をオカズにオナニーをしたことは何回もある。 その二人が…あのサキの口に咥えてもらってるのかと思った瞬間、一樹は爆発した。 爆発の瞬間、イズミを払い除け、サキの頭を押さえつける。 「サキせんぱ…う、ぐおぉ!でるぅ!」 ドピュ!ドピュドピュ!ドクン…ドクドク…ピュピュ… 一樹は今まで感じた事のない射精感のに酔いしれた。 7― 「んん~!ごほっ!東野君、けほっ、量がすっごいねぇ。溜まってた?」 大量に出されてむせるサキ。その口からは一樹の出した精液が溢れ出ている。 「サキ、口から溢れ出ているぞ。もったいないな、私にも分けてくれ」 イズミがサキの顔を引き寄せる。そしてサキの口から溢れ出ている精液を舐め取る。 「ん、イズミちゃん…んん、ちゅ…んん、んぁ…んん!」 心地よい脱力感に浸っていた一樹は、目の前の光景に釘付けになる。 イズミがサキの唇を奪い、激しく舌で犯している。 先ほどまで自分に行われていた激しいキスを、サキ相手にしている。思わず唾を飲み込む一樹。 「ふぅ、これで綺麗になった。ん?ふふふ、次は私が頂く番だな」 サキとのキスを終えたイズミが手を伸ばす。 そこには先ほど出したばかりだというのに、完全に勃起した一樹の物があった。 「うわ!イズミ先輩なにを、ちょっ…うぅ」 「ふふふ…ビクビクしているな。一樹は初めてなんだろう?私達で童貞を捨てれるとは良かったな」 イズミの手が一樹を握ったまま上下する。その速度は徐々に速くなっている。 その度に軽く反応する一樹。初めての経験に、早くも限界に達しようとしているようだ。 「イ、イズミ先輩、オレもうダメで…え?な、なにを?」 手を止めて立ち上がるイズミ。そして妖しい笑みを一樹に見せる。 「一樹、次は私を楽しませてくれ。私達はピルを飲んでいるからどんどん出していいぞ」 妖しく微笑むイズミは、一樹に馬乗りになり、ゆっくりと腰を下ろす。 一樹は今から行われるであろう行為を想像し、息が荒くなっている。 そして一樹の想像通りの行為が行われようとしていた。 ぬちゅ…ズズズ…ズズ!……ズッチュ…ズッチュ…ズッチュズッチュズッチュ… ゆっくりと腰を下ろしてきたイズミの中に吸い込まれていった一樹。 一樹を飲み込みながらまるで生き物のように締め付けてくるイズミ。 こうして一樹の童貞は、イズミによって奪われてしまった。 8― 一樹は初めて感じる女の感触に、言葉にならない声を上げる。 「あ、ああぁぁ…イ、イズミせんぱ…う、くぅぅ~!」 イズミの中は柔らかく、それでいて生き物の用に一樹を絞めつける。 ついさっきまで童貞だった一樹に耐えれるわけもなく、イズミが2、3度腰を振っただけで達してしまった。 ドピュ!ドピュドピュ!ドクン…ドクドク…ピュピュ…ビュク! サキの口に出したばかりだというのに大量の精液をイズミに送り込む。 イズミは自分の中に出されたのを感じたのか、一度動きを止めた。 しかし一樹が出し終えた後、再度動き出す。 「ん、ん、んん!お、奥まで当たってる!凄い、お兄ちゃんのより大きい!」 自分で胸を揉みくだしながらも腰を振るイズミ。 そんなイズミに射精したばかりの一樹は辛そうな声を上げる。 「せ、せんぱいオレ、イキましたから!すんませんオレ、イッちゃいましたから!」 大抵の男は、出したばかりのペニスを触られるのは辛い、一樹もそうだ。 だから動きを止めてもらおうと声を上げたのだ。 しかし一樹の声に反応したのはイズミではなく、サキだった。 「東野君、イズミちゃんばかりズルイよ…アタシも気持ちよくしてよ! ここ、舐めて。アタシ、優しく舐めてもらうのが好きなの。だから優しくね?」 そう言って顔を跨ぐサキ。自分の手でアソコを広げて一樹に押し付けている。 一樹は初めて間近で見る女性器に圧倒された。 「どう?君、女の子のここ見るの初めてでしょ?…小さいイボみたいのがあるの分かる? そこ、優しく舐めて。そこが一番気持ちいいの。感じちゃうの」 サキの言葉のままに舌を伸ばす一樹。その舌先がまだ皮を被っているサキのクリトリスに触れる。 「ひゃあ!そ、そこなの!もっと!もっと舐めて!そう、あぁぁ…イズミちゃん気持ちいいよぉ」 サキは息荒く腰を振っているイズミの顔を引き寄せてキスをする。 先ほどされたお返しとばかりに激しく舌を使い、イズミの口を犯す。 舌でイズミを犯しているサキも、一樹の舌に犯されている。 一樹はサキの言うとおりにクリトリスを舌でなぞり、時折軽く吸い付く。 その度にサキは体を反応させ、キスをしているためくぐもった喘ぎ声を上げる。 その一樹もイズミに飲み込まれ、犯されている。三人が三人とも犯して合い、互いを求め合う。 三人の中で一番先に限界に達したのは、一樹ではなくイズミだった。 「あ、あ、あ、スゴイ、東野君うまいよ…ダメ、我慢出来ない!イズミちゃん変わって!もうイッちゃって!」 一樹の舌だけでは満足できなくなったサキが、一樹とイズミとの結合部に手を伸ばす。 そしてイズミのクリトリスを摘まみ、軽くねじる。さらに胸に吸い付き乳首を噛んだ。 「ひゃ?ダ、ダメェ!そんなことされたら……や、やぁぁぁ~!」 イズミは一樹によって、限界近くまで上り詰めていた。その時に不意を付いてのサキの攻撃。 クリトリスを捻りながら胸を噛まれたイズミは、体全体を激しく震わせ、達してしまう。 しばらく痙攣をし、グッタリとサキに寄りかかってしまった。激しく達してしまった為、息荒く目も虚ろだ。 そんなイズミによって一樹もイッてしまった。イズミが達した時、強烈な絞め付けで一樹を絞め上げたのだ。 「ま、また出ま…ううう!」 強烈な絞め付けに耐え切れず、イズミの一番奥に叩きつけるように射精をする。 一樹は今日三度目だとは思えない量の精液をイズミに吐き出した。 いくら若いとはいえ、短時間の間に三回も出すのはさすがにキツイ。そのためぐったりとする一樹。 サキはそんな一樹からグッタリとしながらも、つながったままのイズミをどけてベットに寝かせる。 そして自分は四つんばいになり、自分の濡れたものを広げて一樹を誘惑する。 「お願い、次はアタシを犯して!君の好きに動いていいから…早く犯して!」 あのサキ先輩が目の前で四つんばいになり、お尻を振っている。 オレのを入れて欲しくて自分で広げて待っている。 そう考えただけで一樹は復活をした。全開になった物を濡れてヒクヒクと動いているサキにあてがう。 「サキ先輩…行きます!」 グチュ!一気に腰を突き入れる一樹。その勢いに任せて腰を叩きつける。 パン!パン!パン!パン!パン!パン! 「あ、あ、あ、ああ!い、いい!スゴイぃ!お、奥まで届いて…ふぁぁぁ!」 一心不乱に腰を打ちつける一樹。引き抜くたび、突き入れるたびサキが喘ぐ。 その喘ぎ声に、ますます速度を速めていく。 「サキぃ…ずるいよぉ…わたしもしてよぉ」 そんなサキの喘ぎ声で気がついたイズミが、サキの顔に自分の下半身に押し当てる。 「あ、あ、ああ!い、いずみちゃ…ふあぁぁ!い、いっぱい垂れてきて、んん!きれいにしてあげる…じゅじゅ」 サキは後ろから犯されながら、イズミの股間に垂れてきている一樹の精液を舐め取り始めた。 そんな光景を見ていた一樹は興奮のあまりにいっそう早く腰を打ちつけ始めた。 「あ、すご…サキ、私もうイッちゃいそ…サキ、わたしイッちゃうのぉ~!ひゃぁぁぁ!」 サキにより、クリトリスを噛まれ、きつく吸い上げられていたイズミが達してしまう。 しかしサキも一樹の狂わんばかりの腰の突き上げに後を追うように達してしまった。 「っはぁ!ああ!あ、あたしもぉ!イズミちゃんイッちゃうよ!あたしもうダメ…ひゃぁぁぁ!」 サキは口からイズミの下半身から吸い上げて飲みきれなかった一樹の精液を垂れ流し、体を痙攣させ、達した。 そして同じく痙攣しているイズミにかぶさる様に倒れこむ。そんな二人を見ながら一樹も、今日最後となろう射精を迎えた。 「う、うう!出る!出します!ウオオォォ!」 最後の力を振り絞ってサキの一番奥に突き刺し、そのまま射精を開始する。 一樹はドクドクとサキに精液を流し込み、一滴残らず送り込むように軽く腰を振った。 そして全てを出し終えた後二人を抱きしめるように倒れこんだ。 9― 「あ、母さん?オレ、一樹だけど。今、先輩の家なんだ。もうすぐ帰るから心配しないでよ。 …うん、次からは遅くなるようだったら電話するから。うん、じゃ、すぐ帰るから」 母親への電話を終えた一樹はフゥ~っと息を吐く。電話の感じからすると、そんなに怒ってはないようだ。 「東野君、おばさん怒ってた?大丈夫そう?」 「大丈夫ですよ…さすがに少しは怒ってるみたいでしたけど」 「ふむ、少し張り切りすぎたかな?もう0時を過ぎているしな」 現在の時刻は午前0時20分。あの後三人でお風呂に入り、一樹はそこでも2回、イかされてしまった。 「ところで先輩達、なんでこんな事をしたんですか?…まさか二人とも前からオレの事が好きだったなんて?」 冗談交じりで聞く一樹。内心はドキドキだ。 「あはは、ないない、そんなバカなことありえないよ。私達はお兄ちゃんが大好きなんだから。ね、イズミちゃん?」 「そうだとも。一樹、君はお兄ちゃんが帰ってくるまでの代役だよ」 サキとイズミは二人して即答する。一樹はその答える速さにガックリとする。 「やっぱりですか?ところでそのお兄ちゃんって、さっき風呂場で言ってた隣に住んでた10歳上の人?」 一樹は風呂場での2回戦が終わった時、どこでこんな技を覚えたのかと質問をした。 二人の口から出てきたのは『お兄ちゃんに教えてもらっている』との答えだった。 「うん、いろんな事教えてもらってるんだ。今は海外に行ってるけど、帰ってきたらいっぱいしてもらうんだよ」 「ま、その時は一樹も入れてあげようか?…なに喜んでいるんだ。嘘に決まっているだろ?」 イズミの言葉にガックリと肩を落とす一樹。そんな一樹に二人は怪しい笑みを浮かべこう言った。 「そうだよ、お兄ちゃんはお兄ちゃん。東野君は東野君で楽しまなきゃね!ね、イズミちゃん?」 「あぁ、せっかくいいおもちゃを手に入れたんだからな。ふふふ、一樹、お前を私達の色に染めてあげるよ」 二人の言葉に顔を青くする一樹。 しかし下半身は何故か少し大きくなってきた。これからも二人とのみだらな関係が続くのかと思うと… 東野一樹の高校性活は始まったばかりである。
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39terzの皆様 5月27日 6月15日付けで異動になりました。。。バスケ関係ないですけどね 39terzのバスケは、今後も参加して行きたいと思っているので 皆さん嫌がらずにお誘いお願いします! 勝手言っちゃってごめんヽ(;´Д`)ノ 2月2日 今回はお遊び ということでマネはしなかった。 てか 立さんにマネはバトンタッチしたほうが??てな思いにひたりつつ 今回もコメントしまつ。(オタクぽ?) この日はたてさんも富士山もバスケのゲームになな なんと参加してしまった。 母親はバスケ部だったこの私は 学生の時運動部にはバトミントンくらいで 球技とか苦手だったんだけど 中・高以来久々にコートを走ってしまったよ ルールよくわかんないで歩きすぎてごめんって感じでした。。。 でも なんだか楽しく過ごしてしまったよ♡→ܫ←♡ 皆ありがとー♪ 10月6日 最後の5対5の休憩後・・・小林さんが足をつってしまった・・・ 前回も思ったけど やっぱり練習前のストレッチは確実にやったほうが いいのではない?? 今回 あべべがビデオ持ってきてわたしゃ産まれて初めてビデオカメラと 言うものを操作したさ。なんだかずっとまわしているのも遊んでるみたいだし 時間見てることも出来ないからあまり撮らなかったけど 後で確認したい人 にはもってこいだね☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ 9月22日 国際プール利点:空調が整っている為、運動がしやすい デメリット :当日、フットサルチームがせかす(笑)たまたまか。 マネとしては今後差し入れを検討し、怪我に関しては多少の知識と準備が必要 ではないかと感じた。チーム練習では、準備運動も馬鹿にしないで最初はストレッチ から入ったほうがいいのではないかと思う。偉そうなことはいえないが・・・ 運動の後のお遊びも楽しく、親睦を深める意味でもいいのでは無いかと思った。
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1~10本目 11~17本目 18~20本目 21~23本目 24~26本目 27~30本目 31~34本目 35本目「最後のエース」 36本目「ブランコ」 37本目「最期の夏」 38~41本目 42~46本目 47~50本目 51~56本目 57~64本目 65~70本目 35本目 「最後のエース」 +... 363 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/05/19(土) 11 45 19.26 ID K8HQums80 道場。 ビュンビュンと素振りの音が響いている。その主は、新しい竹刀を手にしたメガネ アオリ:ニュー竹刀の振り心地は!? 35本目 最後のエース も「おお~~~っ」と拍手をするモッピー メガネ「いやっ ホント振りやすいよーーっ この竹刀」 「・・・一体何者だったんだろ ・・・あの人 剣士だとしたら・・・強いのかな?」 クラウド「あの一瞬でクロガネのクセを見抜いたのなら ・・・相当”やる”奴かもな」 あの一瞬ってどの一瞬なんだろう・・・ も「まー相手がどんな奴かなんて 斬ってみりゃわかるけどな!」 ホホホホホと笑うモッピー。もしかして斬った後は透明の箱に入れて観察でもするのか? メガネ「さゆりはちょっとだまってて (僕はその発想で斬られたのか)」 アホ「アイツが誰かなんて関係ねーっ! 次会ったらブッ飛ばす! ツバメさんのカタキ!」 メガネ「ツバメさんは別に死んでないよ」 アホ「ん!?ところでそのツバメさんはどこだ!?」 メガネ「あ えーーーっと今日は火曜日だから 多分女子剣道部の稽古だよ」 「男子剣道部のマネージャーと兼任してるらしいから」 どうやらBBPは女子剣道部の部室に向かっているようだ。着替えはそこでするらしい・・・ って、あれ?以前男子の部室で・・・あれ? アホ「え!?剣道部に女子なんていたのか!?」 と、単行本派以外の読者(いるのか?)の代弁をしてくれるアホ。 メガネ「稽古別だから 僕も話しか聞いたこと無いけど・・・・」 も「お前ら・・・」 ※コミックス1巻参照 とはあるが・・・ ~女子剣道部部室~ BBP「すいませーん ちょっと遅れました! よろしくお願いしまーーっ・・・」 ???「魔乳死すべし!(あいさつ)」 BBP「ギャーーーーッ!!」 と、後ろからBBPの胸を鷲掴みする女の子が。 名前は蜂水舞 女子1年。 BBP「舞ちゃん!?」 蜂「着替えを手伝っただけよ」(キリッ BBP「ああっ ブラウスのボタンとブラのホックが!」 どうでもいいけど白いなこのページ・・・ ???「もー また遅刻?関東近いんだからしっかりしてよねー」 「今年は女子も4人になって大会出られるんだから」 と言うは、3年女子部長 白鳥孔雀 BBPのお姉さんだ。 ???「えー めんどくさー 今年も男子の応援でよくない?くーちゃん」 と答えるのは、2年副部長 鍵宮姫。 雀「出るよ! くーちゃんって言うな!!」 鍵「まぁ今日は機嫌がいいから折れてあげるv」 雀「あのー 姫さーん 私センパイですよーッ」 そんな孔雀さんの言葉を無視して姫さんは続ける 鍵「だってパパから聞いたの・・・v もうすぐ・・・もうすぐ・・・ 朝霧様が 帰ってくるんですもの・・・v」 BBP「アサギリ サマ・・・? 雀「は!?知らないの? アンタ男子マネだろ!?」 BBP「え!?」 孔雀さん言葉遣いが安定してませんね・・・ 鍵「副部長よ~~~三年の 今はドイツに留学してるけど」 BBP「え!?副部長って由なんとかさんじゃ」 鍵「アイツは代理よ」 なんと、女子剣道部にまでその名前が轟いている由なんとかさん!さすがだぜ! 鍵「も~~~~っ 私写真もってるから見せてあげるわ」 BBP(もってるんだ!) 鍵「ホラ このヒトよv」 と、ハート型のロケット(? アクセサリーのこと良くわからないので違うかも)を差し出す鍵。 それを見たBBPは・・・ 364 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/05/19(土) 11 46 01.16 ID K8HQums80 ~道場~ 殴打s「え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙」 「昨日のあの人・アイツが 先輩ぃ!?」 BBP「そうなの!男子には3年生がもう一人いたのよ!」 「元副部長・・・”最後の切り札(エース)と呼ばれた剣士 ”朝霧直”・・・!!」 あれ?BBP部活は? BBP「女子の先輩の話じゃ 神宮さんにも劣らない実力者で 去年までずっと2人で桜夏を支えてたって・・・!」 も「・・・そいつが何で 今いねェんだ?」 BBP「詳しいことは女子の先輩にも・・・ ただハッキリしてるのは」 「朝霧先輩は 去年の”関東予選を最後に この部を去ったってこと・・・!」 メガネ「・・・! 先輩たちが関東は特別って言ってたのと関係あるのかな?」 BBP「そっか・・・うん 多分それも朝霧先輩のことじゃないかな?」 メガネ「・・・その先輩は戻ってこないのかな・・・」 BBP「・・・!」 戻る戻らない以前に、留学してるんだったら試合出れないんじゃ? BBP「・・・ これは追うしかないわね・・・」 メガネ「は?」 BBP「一年前 突如姿を消した謎のエース・・・ 何があったのか・・・固く口を閉ざす先輩たち・・・」 「果たして彼は戻ってくるのか・・・!?これは高校始まって以来最大の謎だわ・・・!」 「桜夏の最高情報源(さいこうソース)と呼ばれる私が こんな身近な謎を知らないなんて 許されないわ!! 追いましょう!朝霧先輩の謎!!」 メガネ「ウワサ好きが変な方向に覚醒してない?」 ああ・・・そういえばあったねそんな設定・・・ その割には城礼のこと全然知らなかったけどな! BBP「そうと決まれば早速朝霧先輩を探すわよ!」 メガネ「エエッホントニ」(動きがないので棒読みに見える) クラウド「くだらん・・・帰る」 そういって最近出番が激減しているクラウドがさっさと帰っていく。 BBP「クロガネくんは行くよね!? 言いだしっぺだし!!」 メガネ「僕言いだしっぺか!?」 メガネ「・・・まあいいか そんなに凄かった先輩なら気になるし 戻ってきてくれないのかな・・・?」 アホ「つったって!どこにいるかもわからん奴 どーやって探すんスか!?」 BBP「うっ・・・」 メガネ「あ でももし昨日みたく街中にいるなら・・・」 「ちょっと高いとこに行かせてもらえればーーー」 ~放課後? どうでもいいけどお前ら部活は? ある喫茶店 なんとも都合よく仕切りの無い鏡張りだ! BBP「どう?見える?クロガネくん」 メガネ「うん・・・」 アホ「おいおい!?まさかこっから探すのかよ!? ぼーえんきょーでもあるまいし・・・」 メガネ「いた! 駅前の本屋から出てくるとこ」 アホ「ウッソォ!?」 も(久しぶりだなコレ・・・) そういや最近この設定が全然使われてないな・・・ と、なにやら本を袋から出して歩くAさん アホ「ホントにいたよ・・・おめースゲーなヒロト」 メガネ「ハハ・・・ で・・・こっからどーする?」と、こそこそしながら相談する3人と1匹 アホ「直接聞けばいいんじゃねーの?」 メガネ「うーんでも・・・先輩が一年に話さないくらいだから 複雑な事情があるのかもしれないし・・・」 そういう事情を理解しているのなら、首突っ込むなよ・・・ BBP「いいじゃない このまま尾けてみましょーよ 普通に聞いたんじゃわからないことが見つかるかも・・・」 メガネ「ツバメさん・・・」 と、ドス黒さ満開のBBP なんだこの女・・・ も「お、動くぞ!」 そのAさん、本をペララララララララと流し読みして、本を捨てる(道の真ん中に) メガネ(捨てた!?) メガネ(えええ!?まさか読み終わったの!?)んなアホなとあきれるメガネ 365 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/05/19(土) 11 46 34.54 ID K8HQums80 アホ「お、ゲーセン寄るっぽいぜ」 アホ「ぬいぐるみとってる」 メガネ「かわい!」 BBP「うわ すごい一発で取った! アレ かなりムズかしーやつよ」 Aさん「・・・」 そして取ったぬいぐるみを置いて(道の真ん中に)去るAさん 三人(おいて帰ったァーーーーーッ!) ていうか道の真ん中にモノ捨てんなよ BBP「えええ~~~~!? 何なのあの人!?」 メガネ(すごいのかただの変人なのか・・・) (ここから数コマの会話、誰の台詞かいまいち不明) 「あ 横断歩道を渡れないおばあちゃんを助けてあげてる」 「意外と優しい・・・」 「あっ!別のおばあちゃんをおんぶしながら おじいちゃんの荷物を持ってあげてる!」 「ものすごい優しい!!」 右手には荷物、左手にはおばあちゃん1号、背中におばあちゃん2号を連れて歩くAさん 「あ おばあちゃんにトランプを・・・」 おばあちゃん「おやまぁ」 「え あれってまさか・・・」 おばあちゃん「おや・・・」 とまあ手の甲にキスするAさん おばあちゃん「おやまぁ・・・v」 殴打s「やってるーーーー」 BBP(私って一体・・・) アホ「あんにゃろ~~~~ ツバメさんをもてあそびやがって・・・ やっぱブッ飛ばす!!」 と、ビキビキと気合を入れるアホ アホ「っていねぇ・・!!」 アホ「あんにゃろ!逃がしてたまるかっ!!」と駆け出すアホ メガネ「わっ!! ちょっと待てアオハル!!」 BBP「追いましょ クロガネくん!」 メガネ「って速っ!!」 BBP「ほんと朝霧さんて何者なんだろうね!」 メガネ「うーん・・・流石にアレは不自然な気が・・・」 と、二人の走っている道路から路地裏に伸びる道に一枚のトランプ なんで気付けたのかは知らないがとにかくすごい視力だ! BBP「あっ クロガネくん! あれ」 メガネ「! あのトランプーーー」 アホをほっといてトランプに興味を持つ二人。・・・と Aさん「ジョオ~~~カア~~~~~」 Aさんが二人の背後から登場。二人はさっきまで走っていた道を背にしてるのに どこから現れたんだと突っ込んじゃいけないよね! BBP「~~~~~~~~!!」と驚きでへたりこむBBP Aさん「おいおいちょっと脅かしただけだろーが」 「また会ったな 可愛い可愛い日本人(ジャパニーズ)・・・!!」 「さァ・・・吐くか? なぜ俺を尾けていた」 メガネ「・・・!やっぱり・・・ わかっててからかったんですね 朝霧先輩」 Aさん「ホォ・・・そこはさすがに調べてきたか」 「まぁそうカッカするな 案外あれが俺の日常かもしれんぞ?」 メガネ「~~~~・・・!! どこまでも人をおちょくって・・・」 366 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/05/19(土) 11 47 14.94 ID K8HQums80 BBP「朝霧先輩・・・ あなたが桜夏剣道部の元副部長だって 本当なんですか?」 「本当ならなんで剣道部をやめたんですか!? 去年の夏・・・桜夏剣道部に何があったんですか!?」 「私達部員なのに何もーーーー」 Aさん「・・・レディに聞かれちゃ 隠せねェな・・・」 といって左袖を捲り上げるAさん Aさん「・・・肘さ・・・ 去年の関東で靭帯をやっちまってない・・・もう治らねぇんだ」 その腕にはサポーター?のようなものが。 Aさん「どうしても・・・全国行きたくてなァ・・・ 無茶した結果が このザマだ・・・」 「だから・・・悪いな 俺はもう戻れねェんだ・・・」 BBP[そう・・・だったんですか・・・」 も「・・・」なにやら含みのある感じのモッピー と、そこに アホ「あ~~~~っ!!見つけたぞこんにゃろ!! ツバメさんから離れろこのエセ外国人ーーーッ!!」 メガネ「ア・・・・アオハル!?ダメだこの人は・・・」 間合いを詰めるため、走り迫るアホに、持っていた数冊の本を”左手”で投げるAさん。 あれ?本は捨てて手ぶらになってたんじゃ・・・ そのうちの一冊がアホの顔面にヒット。さらにAさんは本を立てかけられている建材の根元にぶつける。 倒れてくる建材。が、アホはそれを避け、一撃を・・・ アホ「もらったァーーーッ!!」 ゴッ・・・・ アホの頭に降ってくる大辞苑・・・ アホ(なっ・・・!?) も(!!! 本が落ちてくる場所に・・・”避けさせられた”のか・・・あの一瞬で・・・!) メガネ「・・・!手を出さずにアオハルを・・・」 いや手を出さずにって、本投げてるじゃん・・・ アホ「だーーーーっ!! ヒキョーだぞ!!正面から戦え!」 Aさん「・・・・・・卑怯? 手段を選ぶ前に勝利を選べ 人は勝ち方を選り好めるほど偉くはない」 「覚えとけよ後輩!」 アホ「~~~~!!くっそ~~ 何なんだアイツは!」 メガネ「・・・・一つだけわかったことがあるよ・・・」 アホ「!?」 メガネ(あの人・・・ メチャクチャウソつきだ・・・ 思いっきり左手つかってた・・・) (結局何もわからなかったな・・・) と、わかったことを黙っているメガネ。そんな彼らに声が 「おーい!!」 殴打s「由利先輩!?」 由「ハァハァ・・・ みんな一緒か・・・ こっちに変な奴こなかったかい!?」 「こーゆう銀髪にメッシュで 人を喰った感じの・・・」 BBP「朝霧さん・・・ですか?」 由「! 知って・・・たのか・・・・」 BBP「教えてください由利先輩 あの人一体何なんですか!?」 由「・・・あいつは・・・」 逃げ切ったAさん。ふと目の前に大きい影を気付く。 由「僕達のせいで 剣道部を・・・やめなきゃいけなくなった 神宮の親友だ」 鼻傷(何故か童顔になっている)「ナオ・・・・」 Aさん「・・・・ちっと背ェ伸びたか? ツルギィ・・・」 アオリ:「親友であり戦友」 たった2人・・・!!一年前に一体何が・・・!? 巻末コメ: 34 36本目 「ブランコ」 118 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/05/24(木) 12 15 33.40 ID Rag6Zug3O 36本目 ブランコ 回想。風邪で休んだ分を取り返そうと徹夜で勉強した子供朝霧くん。いい点数は取れたものの お父様にはいつもよりは悪いじゃないかと突き放されてしまう。頑張りより結果が大事なんだ 金があり顔もきく親を持つ彼は中学に上がった頃にはそこそこ名の知れた不良になっていた ある日公園で煙草をふかしながら読書していると特訓中の神宮と出会う 自分の縄張りと決めた場所で常軌を逸したタイヤトレーニングに励む神宮ってなんかむかつく! 翌日からタイヤに細工して意地悪するがだけど神宮はくじけない何だコイツ……?意味わかんねェ それだけやって補欠どまりの神宮に結果の出ない努力や剣道なんてやめちまえと朝霧は毒づくが それは自分が決めることだと反論され、パパンの方針に流されているんじゃないかとほのめかされる 翌日ヤケで神宮の特訓道具を有刺鉄線でぐるぐる巻きにするが、神宮は流血も気にせず引きちぎる ここまでするのは挑むのが怖いからか?無駄かどうかじゃなくやるかどうか、一歩一歩歩くから剣道なのだ 心動かされた朝霧は剣道部に入部。すぐに神宮を上回り、由利を含めた三人で仲良しになる 高校は三人で桜花へ。実力者の朝霧には推薦の話もあったが、神宮とじゃなきゃ面白くない 由利がみんなに話してくれたのはここまで。さゆりに出会って変われた自分に似てるとヒロト 一方ナオとツルギィは先週の続きをしている。二人の再会はあの公園だ。 気まぐれの一時帰国だ俺が剣道部に戻るなんてありえねェよ来週はセンターカラーです 連載を始めてから、圧倒的運動不足。今は体感ゲームで誤魔化してます。 春人 +... 323 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/05/26(土) 12 17 51.51 ID kuzX/8Is0 ~王子回想~ 子供の頃の王子が父親と話をしている 子王子「父さん見てよ こないだのテスト 風邪で長く休んじゃったけど徹夜で取り返したんだ!」 「先生も休んでたのにこの点は凄いって・・・」 しかし王子の父はつまらなそうに答える 王「・・・いつもより点が悪いじゃないか・・・」 「頑張ったかどうかなんてどうでもいい 結果がよかったときだけ見せに来なさい」 王子「はい・・・」 そして数年後、中学一年の王子はすっかりDQNになっておりました 36本目 ブランコ アオリ:結果のみを求められーーー 少年は屈折した・・・・ まぁこの漫画の場合、結果のみを求められなくても屈折した少年はてんこ盛りですが。 ~回想 5年前 王子中学一年~ タバコをふかし、ブランコに座りながら、なぜか「メディカルジャーナル」なる本を読みふける王子 そんな公園に二人の不良(それにしても不良が多いですね)っぽい学生がやってくる 不良A「ホントだって ここにボロイ公園があってさ そこならバレねーって」 不良B「ホントかよ~~~ ん? ゲッ朝霧!!」 不良A「は?」 不良B「バカ 知らねーのかよ!!」 不良B「常時成績トップだが テストの時以外絶対学校に来ねぇ・・・・ 親がヤベーでけェ会社の社長でよ・・・ 政治家や警察にも顔がきくんだ」 「教師もこの辺りの不良も手出しできねーんだってよ」 昔から不良が多かったのかこの街は・・・ 不良B「とにかく触らぬ神に・・・ってやつだ いこうぜ」 不良A「おお・・・」 王子(・・・・・・つまらねぇ・・・) そんな二人にあきれつつ王子は本を閉じる と、そこに何かを引きずる音が。 鼻傷「フンッ フンッ!!」 そこに居たのは、タイヤ5本を引いている鼻傷がまだない鼻傷 あれ?鼻傷いつ付いたんだっけ・・・ 鼻傷「ふーっ もっとタイヤを増やすか・・・」 王子「何でだよ!」 鼻傷「?」 王子「おいおい思わずツッコンじまったよ ちげぇよそうじゃねぇ・・・」 「・・・ここは3日前から”俺”の場所なんだ・・・・帰れ(キリッ」 鼻傷「何? ・・・バカ言うな お前も同じ一年のくせに 俺はずっとここを秘密の特訓場所にしてるんだ 一緒に使えばいいだろう(ドヤッ」 王子(うぜぇ・・・) 324 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/05/26(土) 12 18 53.66 ID kuzX/8Is0 ~多分次の日~ 鼻傷「なんだこれは!?」 鼻傷が見たものは、ヒモやらチェーンやらでがんじがらめにされている特訓用タイヤたちであった 王子「かわいそうに・・・それじゃあ特訓できねーなぁ チャリのタイヤでよけりゃ貸すぜ?」 鼻傷「・・・!! ふんっ!!」 そのまま一本背負い?の練習を始める鼻傷。もちろんタイヤがほどけるわけもなく。 王子(ちょっと邪魔してりゃ帰ると思ったが・・・ 何だコイツ・・・・?」 神宮という男は 次の日も その次の日もまた次の日も いくら邪魔をしても 特訓とやらをやめなかった 王子(・・・意味わかんねぇ) さらに後日・・・ていうか日時が経過している描写をちゃんとしてくれないかな池沢くん・・・ うんていの上に寝転がって、天文学の本を読んでいた王子が公園にやってきた鼻傷に声をかける 王子「おーー今日も熱血してるねぇ神宮クン」 鼻傷「む?」 王子「オメー随分剣道って奴に恋してるみてーだが・・・ うまくいってんのかい 実際? 鼻傷「!」 どうでもいいがお前ら公共の公園を独占したらあかんよ・・・ 鼻傷「今は補欠だ! だからこーして特訓してるんだろーが!」 王子「ハハ・・こりゃいい お前・・・それだけやって補欠かよ」 「理解できねーなぁ 結果の出ねぇ努力なんて無駄なだけだ 剣道なんて・・・さっさとやめりゃいい」 鼻傷「それは俺が決めることだ!」 王子「!」 王子(自分が・・・決める・・・?) 鼻傷「・・・お前こそどうなんだ」 王子「あ?」 鼻傷「いつも退屈そうに本を読んでる 何か打ち込むことはないのか?」 王子「・・・ないな ”無駄を排除し結果を得る”そう叩き込まれて育った」 「できないことを努力するなんて無駄だ できそうなことだけ効率よくやって結果をだしゃいい」 「お前みたいなバカとは違ぇんだ」 あれ?自分にできることだけ打ち込む? 自分に合わないことはやらない・・・? はてどこかで聞いたような・・・ 鼻傷「・・・ それはお前の親が決めたことだろう お前はどうなんだ?」 そんな鼻傷の言葉がずきりときたような表情の王子 王子「・・・てめぇに何がわかる・・・」 さらに後日・・・の夜 タイヤをまとめて有刺鉄線で巻いて固定している王子。 王子(クソッ・・・毎晩毎晩何やってんだ俺は・・・ ”俺が決めることだ”だあ? 頑張りゃ何でもできると思いやがって 思い知らせてやる・・・!!) 翌日 すっかり有刺鉄線でデコレーションされたタイヤたちを目の当たりにして さすがにひるむ鼻傷。 王子「クク・・・どうだ? これじゃあさすがに・・・ お得意の意地だの努力だのじゃ どーにもなんないんじゃねぇの?」 鼻傷「・・・」 王子「無理ですって一言謝りゃあ出してやるぜ?」 まぁペンチか何か持ってくれば済みそうだけどそういうのは言いっこなしだよね! 325 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/05/26(土) 12 19 58.56 ID kuzX/8Is0 鼻傷「・・・ここまでするのは 怖いからか?」 王子「あ?」 鼻傷「挑むのが 怖いのか?」 王子「何?」 唐突に有刺鉄線を鷲掴みにする鼻傷。手からは血が噴出す。 鼻傷「お前は何もわかってない・・・・ 先ばかり見るから一歩も前に進めない・・・!」 両の手からしたたり落ちる血をそのままに、素手で有刺鉄線をひきちぎりにかかる鼻傷 鼻傷「無駄かどうかじゃない・・・ やるかどうかだ」 「勝つ瞬間に意味があるんじゃない 強くなる瞬間に意味があるんだ・・・!!」 あれ?最近勝った瞬間に意味を感じて満足していた人いたよね!? 鼻傷「優勝できてよかったねじゃない・・・!! 悔しくて這い上がって 勝って 笑って」 「その一つ一つ全てが剣道なのだ 無駄なものなど一つもないっ!!」 呆然と鼻傷のその姿を眺める王子 そして、ついに茨は取り除かれる! 鼻傷「ーーー一歩一歩 歩くから剣道(みち)なのだ!!」 ついに有刺鉄線を取り除いた鼻傷。 鼻傷「・・・悪いが無駄な理由が見当たらんな 市内は返してもらうぞ」 王子「・・・・!!」 (信じられねぇ・・・!このバカ意地だけでブチ破りやがった・・・! 見たことねぇこんな奴・・・) 鼻傷「・・・俺は帰る ここには・・・もう来ん」 そして独り残された王子 王子「・・・面白ぇ奴・・・」 さらに後日 どこかの道場 由さん「おい神宮・・・あれって」 鼻傷「む? 朝霧?!」 王子「よっ!」 その道場の隅にいたのは、メッシュを入れた王子だった(これまでは一色だった) 王子「今日からここは俺の場所だ」 鼻傷「何ぃっ!? 何だその髪!」 王子「お前の話を真に受けたわけじゃねぇが・・・お前といると退屈はしなさそうだ」 鼻傷「珍獣か俺は! ・・・フンまぁいい それが”お前”の意思ならな」 そんな鼻傷の言葉に、薄く微笑んで返す王子。 由さんナレ「・・・それから朝霧は 剣道部に顔を出すようになった とにかく頭がよくて器用だったアイツは 中学三年間で 神宮を抜き去ってしまった。 それでも神宮は・・・」 鼻傷「どうだ!強くなるのは楽しいだろう ナオ!」 由ナレ「と笑い 朝霧も」 王子「悪くねぇな」 由ナレ「なんてスカすだけだった」 王子(・・・・無駄な努力・・・・ね) ふと王子の脳裏にあの時の光景が 王子ママ「ナオちゃん!?こんな時間まで何してるの!」 王子「勉強」 王子ママ「風邪なんだから寝てなくちゃ!!」 王子「一杯学校休んじゃったから・・・でも成績が落ちたらお父さんが悲しむでしょ?」 「そう思ったら寝てられなくてさ」 王子(・・・あのとき 「俺」は・・・間違ってなかったのかもな・・・) そして更に月日は流れ・・・ 326 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/05/26(土) 12 20 22.53 ID kuzX/8Is0 多分例の公園でブランコに揺られる鼻傷と由なんとかさん 由「桜夏かなぁ~~~・・・」 「剣道部はあってないようなもんだってさ」 鼻傷「ハハ 俺たちにはお似合いだ」 由「でも神宮一人じゃ・・・」 鼻傷「お前もやればいい」 由「えっ 僕はマネージャーのままでいいよ それより・・・」 由さんマネだったのか・・・ そして高校から剣道始めたのか・・・ 由「朝霧が来てくれれば・・・」 鼻傷「・・・」 由「朝霧には推薦の話も来てるんだってね 成績もいいし・・・」 鼻傷「・・・いいことじゃないか 俺たちは俺たちで頑張ればいい」 鼻傷「俺たちが3年になる年・・・東京でインターハイがある」 「東京は洛陽・白零もいて 激戦区だが・・・」 「その年は開催県枠でもう一校チャンスがある!」 由「行きたいね・・・!」 鼻傷「行けるといいな・・・!」 そんな二人の背中に声が。 王子「・・・行くんだよ バカ共」 由「! 朝霧・・・!」 鼻傷「ナオ・・・」 王子「行きてぇとか出場とか・・・チャチいこと言うなよ ・・・やるなら日本一だ」 鼻傷「でもお前・・・なんでーーー」 王子「クク・・・ 真面目に剣道に打ち込んで 強くなったから名門に推薦・・・か」 「そりゃ確かにいい”結果”だが・・・」 「俺はーーーお前とじゃなきゃ 面白くねぇ」 鼻傷「・・・フン ・・・わかった」 「・・・やろう 俺たちで・・・桜夏を日本一にーーー」 ~~~という由さんのお話だったのサ~~~ メガネ「・・・そんな事がーーー」 由「何かに打ち込むのは 無駄だって決め付けて・・・ 朝霧はきっと何もかもに退屈してたんだ」 「でも・・・努力の虫みたいな神宮に会って変わったんだ ・・・ホントにいいコンビだったよ」 メガネ(・・・ 何か・・・似てるな) と、モッピーの手に手を重ねるメガネ。 も「?」 メガネ(僕も・・・自分には何もできないって決め付けてたけど さゆりに会って変われた気がするから・・・) も「おーい 何だよー」 なんか違うと思う・・・ 王子は自分の居心地のいい場所を見つけた、 メガネは自分の都合のいい場所を見つけたんだと思うんだ・・・ メガネ(でも・・・) BBP「そんな朝霧さんが・・・今はなんで?」 由「・・・うん・・・」 ~場面かわってたぶん”あの”公園~ 鼻傷「・・・一年ぶりだな ・・・ナオ ここに来るような気がしていた」 王子「ククッ・・・ てめぇに読まれるようじゃ 俺も終いだな」 「期待した眼で見るなよ 気まぐれの一時帰国だ」 「一ヶ月もすりゃ またドイツに帰る」 「俺が剣道部に戻るなんてことは ・・・絶対にありえねぇよ」 アオリ:二人の道が別れたのはーーー丁度一年前だった・・・! 次号、Cカラー!! 巻末コメ:連載を始めてから、圧倒的運動不足。今は体感ゲームでごまかしています<春人> 37本目 「最期の夏」 +... 195 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/06/02(土) 08 55 27.51 ID lUE9A9nr0 アオリ:同じ夢を追った瞳ーーー現在は交わらず・・・・ 37本目 最期の夏 例の公園で対峙する鼻傷と王子 そしてまた別の場所では、由さんが久しぶりの長台詞を吐いていた! BBP「そんな神宮さんと朝霧さんが どうして今はーーー」 由「・・・それは・・・」 1年前・・・ 鼻傷「おおおおっ!!」 既に鼻に傷のある鼻傷が面を放つ アフヒゲキノコ「でたーーっ! 神宮主将の上段!!」 王子「クク・・・ そりゃァまだ荒いだろ・・・」 ドン!と、なんだかよくわからない上段片手面となんだかよくわからない反応をした王子 (※ほんとうによくわからないシーンなので説明ができません・・・) 鼻傷「!!」 そしてなんだかよくわからないうちに対戦が終わる アフゲノコ「うおおおっ・・・2人ともすげぇっ!!」 隠居「だいぶサマになってきたじゃねぇか神宮」 鼻傷「はい」 王子「クク・・・ まだまだだけどな」 鼻傷「IHまでには仕上げてみせるさ!お前一人に負担をかけんようにな」 王子「クク・・・俺の心配なんざ3年早ェ ま・・・伸びたのは身長だけじゃねぇことを願うぜ」 3年不在で一年二年のみの部活だということか。 鼻傷「みんなも気を引き締めろ! 関東予選が近いぞ!!」 みんな「おおっ!」 王子「ま・・・負けなきゃ何でもいいがな」 ババ姉「まさかあのチビの神宮がここまで伸びるなんてねーー」 ツインテ(名前失念)「朝霧さまかっこいいっvvvv」 ババ姉「あたしは今神宮の話をしている」 隠居(今年は”天才”朝霧の一枚看板だと思ってたが・・・ 今の二人ならば今年あるいは・・・) すげえぜ・・・あの3人から引き分け以上を引き出せると期待していやがる・・・恐るべし隠居!! アフロ「俺達もがんばろーぜ!」 ヒゲ「うん!あの2人が居れば今年はーーー・・・・」 由(”IHも夢じゃない”みんながそう思っていた) そんなやりとりを見て微笑む由さん・・・あれなんで一人制服?(女子部も道着) そして部活が終わり、帰る準備をしている頃、王子の携帯が鳴る 王子「・・・チッ・・・呼び出しだ」 鼻傷「親父さんか?最近多いな」 王子「ああ・・・」 王子「仕事でしばらくドイツに行くらしくてな ついてこいってうるせーんだよ」 鼻傷「何!?ドイツ?」 王子「バーカ 行くわけねーだろめんどくせぇ ま・・・今日こそ話にケリつけてくるぜ」 そんな王子を心配そうに眺める鼻傷。 ~王子父の部屋~ 王子「・・・留学!?」 大王「あぁ 先日手続きが済んだ お前に合うドイツ有数の名門校だぞ」 王子「そういうことじゃねぇよ・・・!」 大王「・・・お前はいつか私の後を継ぐ人間だ 私の仕事について来なくてどうする」 王子「早すぎるってんだよ こっちの高校はどうなる」 大王「・・・学校には私から言っておこう」 王子「・・・剣道部は・・・どうなる」 大王「・・・剣道はやめろと前々から言っているハズだ」 「確かに学生時代何かに打ち込むのは悪くない・・・だが結果が伴わなければただの遊びだ」 「お前の剣道部が一度も勝ったことがないと聞いて愕然としたよ」 「なあなあで取り組むクセがつくぞ いつか人格に悪影響を与える」 王子「てめぇ・・・要は剣道やめさせたいだけじゃねぇか」 大王「私はお前の将来が心配なのだよ お前は剣道を始めてから変わった・・・いい意味でなくな」 ってことはあの不良モードは大王にとってよかったということか? 196 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/06/02(土) 08 55 56.55 ID lUE9A9nr0 王子「おいっ・・・」 大王「・・・いいか」 大王「私があの下級高校にいくら出資しているか知っているな? 本来部活の一つ二つ どうにでもなるものを見逃してきただけなのだ ・・・賢いお前ならこの意味がわかるな?」 王子「てめぇ・・・ ・・・・わかった ・・・・取引だ 親父」 「要は結果が出りゃ不満はねぇんだろう 次の大会でも惨敗だったら・・・ 留学でもなんでもしてやる その代わり結果出せたら・・・ この話はなかったことにする・・・どうだ?」 大王「ホォ・・・ ・・・お前からの”取引”は初めてだな ・・・よかろう特別に条件をのんでやる」 「ただし・・・ 私は息子には多少甘いが 取引先には容赦せんぞ」 王子「・・・・・・・・・・・ああ 取引成立だ・・・・」 そして試合の日・・・ 皆が剣道着を着ている中、由さんだけが制服・・・まさか本当にマネやっているんじゃ・・・ という心配を他所に、王子の取引の話を聞いた鼻傷と由さんが驚愕の表情を浮かべる 鼻傷「本当なのかナオ・・・!!」 由「そんなのって・・・」 王子「ガタガタ騒ぐなよみっともねぇ・・・」 「・・・勝ちゃいいだけの話だろ 今年は・・・・大丈夫だ」 ↑この辺りの沈黙に不安が駄々漏れですよ王子!! 由(だけど・・・運命は残酷だ) (一回戦の相手は”錬兵高校” 西東京最強・・・その年白零を喰うと言われていた 強豪中の強豪 それに負けたら朝霧を失うというプレッシャーが重なり それは・・・あまりにもあっけなかった) やだー一本も取れずにヒゲキノコアフロ三連敗じゃないですかー 由(勝負は 朝霧・神宮に回ることすらなく・・・桜夏は・・・敗けた) キノコら「朝霧さんすんません!! 神宮さん!!」 審判「副将 前へ!」 由(・・・朝霧は 何も言わなかった) (・・・・そして いつも以上にスカした顔で ・・・神宮へつないだのだった) (あのときの朝霧は 今までで一番強かった) 鼻傷「・・・・ナオ・・・・」 王子「・・・・ あとはお前の仕事だ」 由「・・・!? ・・・朝霧!!どこに行く!! まだ試合は・・・」 王子「・・・騒ぐほどのことじゃねぇ・・・ ”俺の試合”は終わったんだよ」 「それが”結果”それだけだ」 由「・・・!!神宮!止めてくれよ!! 朝霧は・・・・」 鼻傷「・・・・ ナオ・・・・」 由(・・・神宮の一言は ”行くな”でも”戻ってこい”でもなかった) 鼻傷「・・・信じているぞ」 その言葉に、下唇を噛むほど悔しい表情を浮かべる王子。 由(そして神宮は 大将戦を終えてから 誰にも見られない所で) (一人で・・・ 泣いていた・・・) ~そして現在・・・ 由「・・・朝霧の顔を見たのは それが最期さ」 「帰ってきたって聞いてあわてて追ってきたけど ・・・よく考えたら合わせる顔がないよ・・・」 「僕達のせいで朝霧は・・・ 怒ってるんだろうなぁ・・・」 メガネ「・・・そうですかね」 「あの・・・初めて朝霧さんに会ったとき あの人剣道用品店にいて・・・」 「僕に竹刀を選んでくれたんです」 由「!」 メガネ「・・・あの人 本当に・・・ 剣道やめたんですかね・・・?」 由「え?」 メガネ「本当は・・・ 戻ってきたいんじゃないですか?」 由「そんな・・・でも・・・」 由さんのとまどいを無視して、モッピーを背中に背負うメガネ。 そしてキッ!と表情を締め、駆け出す メガネ「やっぱり追いましょう由利さん!」 由「クロガネくん!?」 197 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/06/02(土) 08 56 24.40 ID lUE9A9nr0 そして例の公園・・・ 由「朝霧!!神宮!!」 鼻傷「由利 お前達・・!?」 由「やっぱり・・・ここにいたのか」 メガネ「朝霧さん! あの・・・話・・・全部聞い・・ゲホ ゼーゼー ちょっと ゼーゼーまっ・・・」 も「死ぬなヒロト」 王子「何だおめぇら」 王子「・・・由利・・・てめぇか だせぇ昔話しやがって・・・」 由「やっぱり怒ってるよ~~~・・・) メガネ「・・・朝霧さん 本当は・・・・剣道部に戻りたいんですよね・・・!?」 王子「・・・当然だろ・・・」 鼻傷由が衝撃の表情を浮かb 王子「・・・なんて言うと思ったか バカ共」 鼻傷「・・・!!」 王子「いいか? お子様共 俺は自分の意思で賭けをして・・・それに負けたんだ」 「それを破るほど・・・ガキじゃねぇ そんなのは・・・ただのワガママだ」 メガネ「ただのわがままの 何がいけないんですか」 王子「あ?」 メガネ「だって・・・神宮さんと全国目指せるのは・・・」 メガネが叫ぶ 「今年の夏が 最期のチャンスじゃないんですか!?」 王子「・・・最期の夏・・・・ね そういう熱いのはもう取り扱ってねぇんだ 悪いな」 メガネ「・・・怖いんですか また負けるのが 怖いんですか・・・・!?」 その言葉に、王子が鼻傷の「挑むのが怖いのか?」という台詞を思い浮かべる でもどうでもいいがメガネよ。負けたのは王子のせいじゃないと思うんだが・・・ それでもため息を一つ残し、王子は去ろうとする。 メガネ「・・・だったらせめて見に来てください 関東予選」 「今年は絶対ッ 勝ちますからっ!!」 あかん!アフロヒゲキノコが知らないところでいろんな意味で追い詰められてる!! BBP「クロガネくん・・・」 アホ「ヒロト」 鼻傷「クロガネ・・・」 由「・・・」 メガネ「・・・大丈夫です きっと来てくれます 朝霧さんのことちょっとしか知らないけど あの人ーーー・・・すごく嘘つきだから」 鼻傷「・・・ クロガネーーーー」 ぎゅっと握り締められた鼻傷の拳に、どんな意思が宿ったんだろうか・・・ アオリ:決意新たにーーー 関東予選へ! 巻末コメ:最近何年かぶりに水彩をいじってます。筆で紙に絵を描くのはやっぱり楽しい!<春人>
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美少年マネージャーのプロフィール 氏名:島津 集(しまづ あつむ) 性別:男性 年齢:33歳 誕生日:3月21日 血液型:B型 出身地:宮崎県宮崎市 現住所:765プロから車で30分のところ 家族構成:両親、本人、妻・真(まこと) 趣味:緊縛プレイ 好きな食べ物:MAXコーヒー、鳥みそ、チーズマカロニ。 アケマス記録:370万9999人。 「KH114劇場内アケマス廃人ランキング」順位:ランク外 (サブカ多数でプレイのため。) 資格:普通自動車運転免許、教員免状 前職:小さな英会話学校の講師のバイト 最終学歴:ハーバード大学 特技:緊縛(プロの縄師並みに縛れる。) その他:宮崎県宮崎市に生まれ、 その後間もなく両親の仕事の都合でニューヨークへ。 ニューヨークで育つ。 最終学歴はハーバード大学。 大学卒業後、両親の仕事の都合で帰国。 しかし、就職氷河期にあう。 765プロに入社するまではずっと小さな英会話学校の講師のバイトをしていた。 入社の動機:アーケードゲーム「アイドルマスター」に出演する女の子たちに、 実際に会ってみたいと思ったから。 その他:たいへんな美貌の持ち主。 また、たいへんな知性の持ち主でもある。 ニューヨークで過ごした期間が長いことから、 同時通訳できるほどの英語力をもつ。 765プロで唯一車の運転ができる人物。 女ぐせがとても悪かったが、 真の魅力に屈服し、真と結婚。 結婚後は真ひとすじ。
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分岐 名前 Rank 基本防御 火 氷 雷 神 スキル(備考) ◇││ クロガネ大盾型 1 127 124 124 124 124 体力↑小 合成 50fc 黒鉄 x1 低強度電磁鋼 x1 備考 初期装備 自動販売機・よろず屋:600fc │├◇││ クロガネ大盾型 改 1 158 155 155 155 155 体力↑小 強化 500fc 複合コア序 x1 │││◇││ クロガネ大盾型 修 2 187 183 183 183 183 体力↑小 強化 500fc 低密度複合コア x1 │││◇││ クロガネ大盾型 新 3 267 262 262 262 262 体力↑小 強化 2600fc 低密度複合コア x2 │││◇││ クロガネ大盾片鱗 4 400 392 392 392 392 体力↑小 ガード被ダメージ減少 強化 3500fc 黒鉄x1 荒神小鎧x3 夜叉小肩鎧片x2 夜叉小肩鎧x2 │││◇││ クロガネ大盾片鱗 改 5 451 443 443 443 443 体力↑小 ガード被ダメージ減少 強化 11000fc 高密度複合コア x1 │││◇││ クロガネ大盾片鱗 修 6 540 531 531 531 531 体力↑小 ガード被ダメージ減少 強化 10000fc 高密度複合コア x1 │││││◇││││ クロガネ大盾硬鱗 7 670 657 657 657 657 体力↑中 ガード被ダメージ減少 合成 28000fc 黒鋼x1 強化ポリカーボネートx1 鬼面切尾x1 鎧蟲蹄x5 夜叉肩鎧x3 強化 23000fc 黒鋼x1 強化ポリカーボネートx1 夜叉突兜x3 夜叉乱糸x4 虚神鋼x3※クロガネ大盾片鱗 修、シールド 序から派生 │││◇││ クロガネ大盾硬鱗 改 8 726 712 712 712 712 体力↑中 ガード被ダメージ減少 強化 18000fc 超密度複合コア x2 │││◇││ クロガネ大盾硬鱗 修 9 820 803 803 803 803 体力↑中 ガード被ダメージ減少 強化 18000fc 極密度複合コア x3 │││◇││ クロガネ大盾硬鱗 新 10 912 894 894 894 894 体力↑中 ガード被ダメージ減少 強化 18000fc 極密度複合コア x3 │││◆│ ※最終段階クロガネ大盾剛鱗 11 1040 1020 1020 1020 1020 【B】ガードスタミナ半減 体力↑中 ガード被ダメージ減少 強化 23000fc 黒曜鉄x1 百鬼乱縄x2 猿神力骨x4 騎士上鎧x4 龍種絢爛紋鎧x4 │◇| シロガネ大盾型 3 302 297 297 297 297 オラクル↑小 スタミナ↑小 強化 4100fc 低密度感応波受容体x1 │◇| シロガネ大盾型 改 4 359 351 351 351 351 オラクル↑小 スタミナ↑小 強化 1400fc 高密度複合コアx1 │◇| シロガネ大盾型 修 5 451 443 443 443 443 オラクル↑小 スタミナ↑小 強化 9000fc 高密度複合コアx1 │◇| シロガネ大盾弐型 6 578 566 566 566 566 オラクル↑中 スタミナ↑中 強化 11500fc 高密度感応波受容体x1 │◇| シロガネ大盾弐型 改 7 632 620 620 620 620 オラクル↑中 スタミナ↑中 強化 18000fc 超密度複合コアx1 │◇| シロガネ大盾参型 8 764 750 750 750 750 乱戦時被ダメージ減少 オラクル↑中 スタミナ↑中 強化 23000fc 超密度感応波受容体x1 │◇| シロガネ大盾参型 改 9 820 803 803 803 803 乱戦時被ダメージ減少 オラクル↑中 スタミナ↑中 強化 18000fc 極密度複合コアx1 │◇| シロガネ大盾参型 修 10 912 894 894 894 894 乱戦時被ダメージ減少 オラクル↑中 スタミナ↑中 強化 18000fc 極密度複合コアx1 │◆ ※最終段階シロガネ大盾極型 11 1040 1020 1020 1020 1020 乱戦時被ダメージ減少 オラクル↑中 スタミナ↑中 強化 23000fc 超密度感応波受容体x2 超伝導体x1 魔狼強靭装甲x4 女王氷牙x3 闇神ノ邪仮面x2
https://w.atwiki.jp/ge2rb/pages/151.html
分岐 名前 Rank 切断 破砕 貫通 非物理 強化時[合成時]付加スキル ◇││ クロガネ槍型 1 0 0 110 --- [スタミナLv2] 合成 350fc 黒鉄x1 ジュラルミンx1 備考 初期所持購入(600fc):最初から │├◇││ シロガネ槍型 3 0 0 188 --- アスリートLv3 全力攻撃Lv3 強化 664fc 低密度感応波受容体x1 ジュラルミンx1 │││◇││ シロガネ槍弐型 6 0 0 340 --- 強撃巧者Lv4{全力攻撃Lv4 アスリートLv4} 強化 4160fc 高密度感応波受容体x1 軟鉄x1 夜叉小瓦x1 │││◇││ シロガネ槍参型 8 0 0 448 --- アスリートLv1 捕食体力吸収Lv10 強化 8800fc 超密度感応波受容体x1 ジュラルミン鋼x1 龍種ヒレx1 炎鬼兜x1 虚神筋繊維x1 │││◇││ シロガネ槍極型 11 0 0 593 --- JGST回復Lv10 強化 16000fc 超密度感応波受容体x1 劫火晶x1 餓爬電磁鱗x2 幻影竜鎧x1 魔神鎧x1 │││◆││ シロガネ槍醒型 15 0 0 695 --- 白銀の腕Lv10{スタミナLv10 JGST回復Lv10 捕食体力吸収Lv10} 強化 169600fc 飾餓爬紋鎧x2 鎧蟲大鋼蹄x3 聖母黒麗衣x2 堕龍清神酒x1 堕龍真血晶x1 追加スキル一覧 スタミナLv2 アスリートLv3 全力攻撃Lv3 強撃巧者Lv4 アスリートLv1 捕食体力吸収Lv10 JGST回復Lv10 白銀の腕Lv10 │◇│ クロガネ槍玉奔 4 0 0 250 --- 早業の心得Lv10{スタミナLv10 溜め動作速度Lv10} 強化 2800fc 黒鉄x1 軟鉄x1 夜叉小瓦x2 │◇││ クロガネ槍光奔 7 0 0 410 --- スタミナLv4 近距離特殊攻撃STLv10 [早業の心得Lv10] 合成 9700fc 黒鋼x1 ジュラルミン鋼x1 龍種ヒレx2 騎士鎧x2 闇神ノ五芒星x1 強化 7760fc 黒鋼x1 ジュラルミン鋼x1 龍種ヒレx1 炎鬼兜x2 虚神筋繊維x1 │◇│ クロガネ槍輝奔 11 0 0 593 --- 【B】近接攻撃力Lv10 強化 16000fc 黒曜鉄x1 龍種大鋭鱗x2 龍種大鋭ヒレx2 夜叉硬手甲x1 魔狼灼銀篭手x1 │◇│ クロガネ槍耀奔 13 0 0 650 --- スタミナLv6 白兵の心得Lv10{【B】近接攻撃力Lv10 近接特殊攻撃STLv10} 強化 52000fc 黒曜鉄x1 聖母光星紋鎧x2 神煌妃ノ紅貴鎧x2 戦王大骸頭x1 真火晶x1 │◆ クロガネ槍煌奔 15 0 0 695 --- 三拍子Lv4{体力Lv4 オラクルLv4 スタミナLv4} 強化 169600fc 黒晶鉄x1 龍種超鋭ヒレx2 龍種大鋭角x2 夜叉真角x1 魔狼灼熱眼晶x1 追加スキル一覧 スタミナLv2 早業の心得Lv10 スタミナLv4 近距離特殊攻撃STLv10 【B】近接攻撃力Lv10 スタミナLv6 白兵の心得Lv10 三拍子Lv4
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種族 キャスト 性別 女性 動力 ネクサ=リアクター S型分解炉→インフィニティドライブ 属性 光 年齢 20(製造されてから10年前後) 誕生日 5月29日 CV 斎藤千和 「あたしはもう迷わない!シロガネがあたしを信じてくれる限り、あたしは前を向ける!」 「あたしはここにいる…あなたの側で、あなたを守るから」 「何言ってるのよ?あなたはあたしの妹でしょ?ならシャキッとしなさい」 「言ったでしょ…?シロガネを傷付ける奴は絶対に許さないって!」 「ま…まだ、倒れるわけにはいかないの…っ!シロガネをひとりぼっちになんて絶対にしない!」 「紡げ黒銀の翼!みんなの想いと、絆を!」 【概要】 うちの子界のネオ・グランゾン枠。 12年前の【若人】襲撃の際に姉を亡くしたシロガネがその人格をトレースして作り上げたキャスト。所謂ハイキャストでありベースとなった人間体は存在しないが生体パーツは存在する。 元はただ人格をトレースしただけの模造品であったが、シロガネから拒絶されたことにより自分という存在を考えるようになる。そして他者からの様々な助言のもと、自分がどうしたいのか、どうするべきなのかを見つける事で今の人格を形成していった。 性格は面倒見が良く真面目で博識、ギャグ時空だろうとボケに回ることが殆どないくらいの常識人と正に絵に描いたような優踏生(学生服をノリノリで着こなしたりすることもあるけど)。恋愛に関してもストイック…というよりもそもそも興味を持っておらず、言い寄ってくる相手に対して冷淡な態度を示す事もしばしば。しかしながら負けず嫌いで思った事が表に出やすい面もあり、これが災いして賭け事には滅法弱く、よくシロガネに負けてはパシられている。 戦闘時はテンションの振れ幅が大きく普段に比べるとハイテンションになることが多い。 ギスギスした時期はあるもののシロガネとはお互い信頼関係を築いている。またシロガネの事を何よりも大切に思っており危害を加えようものなら全力で排除にあたる。 本人は無自覚であるが、時折トレース元の記憶があるような素振りを見せることがある。これはシロガネを命がけで守らんとした姉の想いに強く反応したフォトンが彼女の残留思念として(微弱ではあるが)シロガネを経由してクロガネに移ったため。つまり、無自覚に姉の記憶を受け継いでいる状態にある。なおこの残留思念、クロガネを導く役割を担ってはいるが、クロガネがあまりに不甲斐なければ自分が成り代わってやるくらいの気持ちはあったらしい。 本来認められてはいないことだが、アークスとして活動を始める以前から戦闘に携わっている為戦闘用ユニットなしでも高い戦闘力を発揮し、アークスとなってからは時折聞える謎の声やハスガイストなどとの戦闘を経て、模造品でもオリジナルでもない自分という存在を確立していく。 【固有兵装】 【機神-ネクサノワール-】 シロガネが開発し、クロガネに託した専用の戦闘用ユニット。ヘッドギア・アイディスプレイ・ウイングユニット・ナックルガード・レッグガードの5種から成る。 クロガネとシロガネの信頼が深ければ深いほど性能が上昇する性質を秘める。ウイングユニットはクロガネの要であり彼女が戦闘時に発生させる膨大な熱を排出する役割を果たすと同時に機動力を上昇させる。また稼働時にはフォトン粒子を放出しウイング部分からは青白い光の翼が見え隠れする。 【光刃ネクサスハート】 クロガネ専用の銃剣。ネクサノワール同様シロガネとの信頼が深いほど性能が上昇する。 【邪皇装機ハスガイスト】 かつてシロガネがダーカーを皆殺しにするために設計した破壊と殺戮を司るユニット。設計自体はネクサノワールよりも早期に行われたが、クロガネの意志を無視した破壊虐殺行為や最悪アークスシップを沈めかねない危険性を示唆された為シロガネ自身の手で凍結された。というのも、ネクサノワールが絆を力に換えるのに対しハスガイストは周囲の負の感情を取り込み力と成すため言ってしまえば深遠なる闇と同系列なものが出来上がってしまうからである。更に深遠なる闇がフォトンを扱うものを攻撃するのに対しこちらは無差別。 しかしクロガネが装備しただけでは他ならぬクロガネ自身と反発してしまう為本来の性能が発揮出来ない。クロガネが一度装備した上で攻撃などの『外的要因により』本ユニットが外された場合に本来の性能を発揮する。この時クロガネというパーツは必要なくハスガイスト単独で行動する。なお本ユニットを装備した状態及びクロガネを排除した形態は リチュオルカオス もしくは 悪夢の獣(ナイトメア・ビースト) と呼ばれ、クロガネを必要としない状態に限りフォトンで身体を構成する。 性能だけで見ればダーカーやダークファルス以上に危険な存在ではあるもののその反面未完成の状態で起動し、足りない部分を取り憑いたクロガネから読み取るという暴挙に出た為にクロガネの心まで一緒に読み取ってしまったアホの子。それによりシロガネを相手にすると攻撃を躊躇うなどそれっぽい所を見せたりもする。それが後にハスガイストに自我を芽生えさせるきっかけにもなった。 【機光神-ネクサノワールV-】 【光機刃-ネクサスハートV-】 リチュオルカオスにより破壊されたネクサノワールの後継上位ユニット。VはVICTORYのVである。デザインが大幅に変更され基本能力も底上げされているため従来のクロガネを遥かに上回る性能を誇る。近接戦闘寄りだったネクサノワールに比べ遠距離への対応力も向上している。 【聖霊機神-ネクサノワール•インフィニティ-】 型式 K-NEX00 動力源 インフィニティドライブ+S型分解炉 フレーム ヴィクトールフレーム 装甲 Pナノライズ装甲 補助AI System-RG 「大切なものは…全部受け取った。後は駆け抜けるだけよ!」 「今度こそ、果たしきれなかったシロガネとの約束を果たすんだ!アタシはもうシロガネをひとりぼっちになんてさせない…絶対に!だから、だからアタシに力を貸して…皆!」 ネクサノワールVとハスガイストがひとつになったクロガネの最終装備。ネクサノワールをベースにハスガイストの特徴が組み込まれているものの戦女神を彷彿とさせる神々しくも勇ましい外見にまとまっている。 ハスガイストとひとつになったことで、負の感情やマイナスに転化したフォトンを取り込む力を得た。そしてそれらを浄化し自らの力にするため、生命体が存在する限り無限に等しいエネルギーを得られることになる。 これに加え自身の元となったクロガネの残滓とも融合した事により現在のクロガネとしての人格を保ちつつシロガネの姉であるクロガネの記憶も併せ持つという 記憶を持った別人 という状態になっている。それ故か以前に比べてシロガネの成長をより望む様になっている節が見受けられ、意図的にシロガネを追い込むような素振りをする。…結局助けるけど。 非戦闘時など本装備を必要としない場面においては腕輪という形で収納、装備されておりイストのホログラムなどもここから出るようになっている。 【機能・特殊能力】 インフィニティドライブ クロガネが持つネクサリアクターとハスガイストの持つリチュオルエクストラクター双方の特性を受け継いだクロガネ専用の動力ユニット。組み込まれたペルマナント・クリスタルはありとあらゆる感情やフォトンを取り込み変換・増幅する事で無限とも言えるエネルギーを生成し続ける特性を持ち、余剰エネルギーはネクサノワールを通じてクロガネの周囲にPストリームという形で展開される。Pストリームとはつまるところフォトンの防御壁であり生半可な攻撃は無力化される。また生み出したエネルギーを光圧に変換し高い機動力を確保している。 総合的に見ても破格と言える超高性能ユニットではあるが、完全なワンオフのため修復不可能なほど破損した場合の代用が利かないことや、フォトンのない空間では性能が極度に落ち込むなど申し訳程度の脆さは持ち合わせている。 S型分解炉 シロガネが開発しクロガネに搭載されている分解炉。簡単な話がドラ○もんと同じ様なもので、摂取した有機物を分解することでエネルギーを生成する。フォトンの使用が抑制されるアークスシップ内部や特定の条件下におけるクロガネの生命線とも言えるもの。当然インフィニティドライブと比べ得られるエネルギー量は少ないがそれでも燃費はよく、少量の食事でも1日中働けるくらいのエネルギーは生成出来る。なおエネルギー量が少なくなるとお腹が鳴る余計な仕様付き。 ちなみに食事とは言っても有機物であれば何でも分解する。 ヴィクトールフレーム ネクサノワール-インフィニティ-に対応した専用フレーム。I.T.R.I.と呼ばれる専用構造により従来のキャストよりも柔軟な、生身の人間に近い動きが可能。またフレームそのものもが高いフォトン伝導率を持ち、フォトンを伝導させることで柔軟かつ硬質、更にはそれを利用した攻撃まで可能となる。具体的には後述の武装で。 I.T.R.I.とはIntegral.Trans.Region.Interface. 接続部位を含め完全なクロガネ専用規格な為他のキャストパーツでの代用や逆に本フレームを他のキャストに組み込むことは不可能となっている。 Pナノライズ装甲 ヴィクトールフレーム独自の可動領域に対応した特殊装甲。従来の装甲では人間と変わらない柔軟な動きを阻害してしまう為、金属細胞を用いたものへと変更された。これによりパーツでありながら指先まで皮膚と同じ様に可動させることが出来るようになった。総合的に見ると装甲としての硬さこそ低下したが、使用されている金属細胞には自己修復機能が備わっている為多少の傷であれば再生する上、ネクサノワールが正常に稼働していればPストリームにより攻撃が軽減される仕様上硬さよりも軽量化や柔軟性を取り入れたモデルとなっている。 広域機動翼機構インフィニティフェザー Pディフューズ・セル System-RG ネクサノワールに搭載された補助AI…というのは表向きの話で実際にはハスガイストのAIそのものだが名称が変更されている。RGとはRituol Geistの頭文字。ゲーム内で紫色のAWは彼女が喋っている。 明確な自我を有しており、クロガネや立体ホログラムを用いた対話も可能。一人称は僕。クロガネをベースに形成された自我ではあるが、元々負念を動力としていた為かクロガネとは大きく性格が異なり控えめで落ち着いた雰囲気で話すものの他者を見下した発言が多く、また生命を奪うことに対しての躊躇いが一切ない部分は変わっていない。それでも無闇に他者を攻撃せず力を貸してくれている分大人しくなった方だろう。 クロガネのセカンドネームであるイストは本来彼女がクロガネとの区別をつけるかつ呼びやすい様に名乗っていたもの。現時点での主な役割は黒鉄を始めとする各武装の制御や、クロガネが苦手とする対多数戦闘の補佐。実際RGがなければ機能しなくなる武装が多いため戦闘面におけるクロガネの生命線ともいえる存在。 XN Hi-Dimension 異なる空間同士を繋ぎ合わせるシステム。つまるところクロガネ単独で空間転移が行える。またネクサスハートが収納されている空間もこれの応用。 通常であれば同一次元内での転移に留められるが、条件が揃えば一時的に別次元への道を開く事が可能。 しかし最大出力での使用はネクサノワールを稼働させるのに必要なフォトンの9割を食う為、転移後は一時的にではあるもののネクサノワールそのものがシステムダウンを起こす弱点も存在する。 極限解放-グローリー・オブ・アンフィニスタ- クロガネの限界を超える稼働領域に達した状態。その為固有の能力というよりは誰しも辿り着く可能性のある境地であり所謂"ゾーン"と呼ばれるものと類似する。 限界を超えた領域である為に発揮できる能力は通常時の何倍と跳ね上がる一方で身体にかかる負荷は凄まじく、特にPナノライズ装甲に関しては 常に全開で自己修復を行わなければついていけない 程の熱量に曝される。それにより防御性能はガタ落ちし、被弾のひとつも許されない状態にまで追い込まれることとなる。詰まるところ防御を全て捨て、機動力を含めた攻撃面を最大まで高めた『攻撃こそ最大の防御』を体現したものとなっている。 【共鳴器】 レゾナンスハード。クロガネが紡いだ奇跡。奏鳴器とは似て非なる、完全なるクロガネ専用武装。 聖霊機刃 ネクサスハート-インフィニティ- ネクサノワールの進化に対応した、ネクサスハートの完成形。従来のそれにあったガンスラッシュモードはオミットされた。そのことにより構造が簡略化され、強度や威力が大幅に向上している。 複式強化兵装 黒鉄 マルチプルハード クロガネ 様々な形態、使用用途を持つ大型4機小型8機の遠隔操作型ビット。普段はスカートの上に6機、肩部左右に3機ずつマウントされており用途に応じて必要数稼働させる。 その用途は様々で、近接戦闘用のクローやダブルセイバー、はたまた弓、オールレンジ攻撃と至り尽くせり。 その半面で、幅が効きすぎる仕様からクロガネの処理能力だけでは真価を発揮できず、System-RGのサポートが必要不可欠な為、何らかの理由で不具合が生じた場合使用出来なくなってしまう弱点が存在する。 N.S.B. Nexus Sword Blaster ネクサノワール・インフィニティ用に新造された大型武装。ネクサスハートから受け継いだ射撃能力を遺憾なく発揮出来るよう調整されているが武器そのものが大型化してしまっている。とは言えそれによりブレードが取り付けられており近接戦闘にも対応出来るようになっている。名称のソードはこれが由来している。なおソードとは言っても大型故に取り回しは悪く、斬るというよりは薙ぎ払うといったほうがしっくりくる。 出力調整に対応しており狙撃においては高威力超射程高弾速を誇る反面連射が効かず、中近においては威力は下がるが連射が効くなど状況に応じて使い分けることが出来る。 不使用時は背中にマウントされる。 【必殺技】 ネクサスハート•ビクトリークラッシュ ネクサスハートを用いた必殺技。高速で敵に接近しVの字に斬り抜けた後最大出力で一文字斬りでトドメを刺す。最初期のネクサスハートから使用可能。 シェアリングフォース 周囲のフォトンを活性化させることで味方及び自分の能力を向上させる。 ゼネラルフォトンブラスター ネクサノワールVから使用。両手のひらでフォトンを収束させて放つ極太ビーム。A.I.S.のフォトンブラスターとほぼ同質の武装。 バニシングゲイル インフィニティで追加。Pストリームを瞬間的に爆発させ周囲を吹き飛ばす。これ自体に殺傷能力はなく、あくまでも自衛や暴徒鎮圧に用いられる。 インフェルノ・ダイブ 自身が発生させた熱を纏って突撃する技。威力が落ちた代わりに命も削らなくなったウルトラダイナマイトみたいなもの。 使用には2通りの方法があり、ひとつはクロガネが稼働することで発生した熱をそのまま攻撃に転用する方法。そしてもうひとつはフォトンを熱に変換する方法。 前者は発生が早く、放熱も兼ねる為エネルギー効率は良好。しかし自身の稼働率で威力が左右され、放熱後再使用するまでにチャージ時間が発生するデメリットがある。 後者はフォトンを扱っての攻撃の為自身の状態に左右される事なく安定した威力を出せることや前者に比べて連発出来るのが利点。 しかしクロガネ(インフィニティドライブ)は無限にエネルギーを生み出せるので大体の場合は後者を使用し、前者を使う理由としては咄嗟の行動かもしくは排熱も兼ねて使われる程度である。 ヴィクトール・バンカー インフィニティで追加。フレームから直接相手にフォトンを撃ち込み内部から破壊する技。応用としてクロー形態の黒鉄で相手を握り潰しながら爆破することも。この場合名称はガイストクラッシャーネイルとなる。 N.S.B.アストラルシュート N.S.B.による最大出力での射撃。一発撃つごとに膨大な熱を放出し、しばらくの間連射どころか射撃そのものが行えなくなる。また砲身への負荷が非常に大きく、メンテナンスを行わずに使用し続けると暴発する危険がある。 リスクは高いものの戦況を覆すだけの効果はあるためクロガネ及びRGの状況判断能力が問われる。 イノセントレイン ウイングから放出される、羽根を模ったフォトンをミサイルの如く射出する。主に対多数を制圧する際に使用され、元がインフィニティドライブから生み出された余剰エネルギーなので実質制限なしに使用出来る破格の武装。 インフィニット・オーバー・ブレイク 最大まで解放したインフィニティドライブのエネルギーを纏わせたネクサスハートで一刀両断する、クロガネ最強の技。 XN Hi-Dimensionと併用することで一時的にではあるが別次元へのゲートを開く事も可能。 地斬滅封覇 ネクサスハートの一閃で地を割り対象を両断する衝撃波を飛ばす奥義。アークスに分かりやすく言えばラヴィスカノンやヴァーデスザッパーの潜在能力が超強力になったようなもの。元々はこちらのクロガネの技ではなく、オメガのクロガネが使っていた技をパク…享受した。 【エピソード】 それが"あたし"の選んだ答え 「人形風情がお姉ちゃんと同じ顔で、似たような声で話しかけるな!」 心を持たず、ただプログラムされたままに姉を演じるだけの人形が故に、一番必要として欲しかった人に拒絶されてしまったクロガネ。 以来自分はどうすればいいのか、何をするべきなのかを悩み苦しむ様になる。それが彼女に芽生えた初めての感情だった。 そしてしばらく後クロガネは、自らとシロガネが身を寄せていた工房の長からしばらくの暇とひとつの空箱を譲り受ける。「こいつは今のお前さんと一緒だ。今は空っぽでも、いずれ大切なもので満たせるようになる。忘れんな、空っぽなのが悪い事じゃない。空っぽをそのままにしておくのが駄目なんだ。お前さんはちと働きすぎてるから少し休みをやる。市街地でも見て回って色んなものを見てこい」と。 言われるがままに休みを取り街を見て回るもクロガネにはただただ情報のやり取りにしか感じられず、結局答えを見つけられないまま公園で塞いでいた。そんな彼女に助言を呈したのが、STAR RISEの先代マスターだった。 「分からねえなら悩むといいさ。そいつは生きてる奴の特権って奴だからな」 あくまでも自分で答えを見つけるよう促された直後、子供が車に轢かれそうになっている現場に直面。何をすべきか考える前に走り出したクロガネはギリギリのところで救出に成功、事なきを得る。 自然と身体が動いた事で更に困惑するクロガネだったが、それを見た先代はどこか満足げな表情を浮かべながらその場を後にする。 夜が更けた頃、静寂を破るようにアークスシップ内に警報が響き渡る。それはダーカーの襲撃を意味するものだった。 シロガネの安否を真っ先に考えたクロガネはそこでハッとする。シロガネに必要とされるがままの姉ではなく、自らの意志でシロガネを守ること。それがクロガネのたどり着いた答えだった。「どんなに拒絶されようと構わない。あたしは自分の意志であの子を守るんだ!」と。その想いを胸に彼女は妹を守るために走り出したのだった。 焼け落ちる工房の中、クロガネはダーカーに襲われていたシロガネを保護することが出来た。しかし依然とクロガネを拒絶し続けるシロガネ。挙句、このまま死んだほうがマシというシロガネの頬を打ったのは他でもないクロガネの手だった。 「死んだほうがマシですって?あんたのお姉ちゃんは自分の生命を犠牲にしてまであんたを守ったんでしょ!?そのあんたが軽々しく死ぬなんて言ってんじゃないわよ!お姉ちゃんの事を思っているんなら最後まで生きてみせなさいよ!」 それは初めてクロガネが覚えた怒りであり、亡き姉の意志を継ぐものだった。 クロガネの一喝で頭を冷やしたシロガネに、それは紛れもない自分自身の意志なのかを問われるが、正真正銘自らが辿り着いた答えだと返答。それを受け入れたシロガネは、密かに作っていた隠し通路から自らの工房へとクロガネを招き入れる。 「クロガネ、これを貴女に託す。もしもを思って私が作り上げたこのネクサノワールを!そして示しなさい。貴女の心、想いが本物かどうか…その想いが本物なら、ネクサノワールは貴女に応えてくれる」 「シロガネ、信じてくれてありがと!行ってくる!」 そして、託された蒼き翼は戦火に包まれる夜を斬り裂くのであった。 受け継がれし新たな絆 ネクサノワールV 瞭然たる殺意 ハスガイスト 誰かの為に泣けること